食道・胃外科グループ

  • トップ
  •  › 
  • 医局紹介
  •  › 
  • グループ紹介
  •  › 
  • 食道・胃外科グループ

食道グループ

 切除例(手術・内視鏡的粘膜切除)は年間約50~60例で、進行度別に早期癌には内視鏡的粘膜切除術を、進行癌には化学放射線療法+手術を行い良好な治療成績を治めています。また適応によりロボット(da Vinci)を用いた胸腔鏡、腹腔鏡による低侵襲手術やQOL改善のためのステント挿入術も行っています。

 食道癌治療は①内視鏡治療、②外科手術、③抗がん剤・放射線治療の3本の柱で成り立っています。近年では、これらの組み合わせにより治療成績が向上しています。私どもの施設では、がんの診断に始まり、精密検査、内視鏡治療、外科手術、抗がん剤・放射線治療、術後管理、外来通院、再発した患者様への治療や緩和ケアを全て同じグループが主に管理し、それぞれの分野の専門家と協力し合うことにより、治療成績の向上のみでなく、患者様に安心して治療を受けていただいています。全てを診ることにより偏った考えに固執することなく、バランスのとれた治療を行うことができます。治療法を選択する際のエビデンス(根拠)についても 十分に考慮していますが、それよりもひとりひとりの患者様にあった治療を行うことを大切にしています。

研究テーマ

1.食道癌に対するda Vinciを用いたロボット支援手術について
2.食道癌に対するセンチネルリンパ節ナビゲーション併用内視鏡補助下手術について
3.進行食道癌に対するNeoadjuvant療法(化学・放射線同時併用療法)の有用性について
4.進行食道癌に対する術前化学放射線療法とプロテオーム解析を用いた治療効果予測
5.超進行食道癌に対するDOC+CDDP+5-FU併用化学放射線療法の有用性
6.再発食道癌に対するネダプラチン+DTXを用いた外来化学療法の有用性
7.食道癌に対する免疫増強経腸栄養剤の術前投与の有用性

 食道癌はあまり予後の良くない癌の一つと言われています。また 同じ食道癌であっても、その進行度や年齢、人生観などにより治療法は様々です。当科では内視鏡的治療から手術、化学放射線療法、ステント挿入まですべての治療が可能です。患者様に最も適した治療法を十分ご納得していただき施行しております。またセカンドオピニオンもお受けしておりますのでお申し出ください。

胃グループ

 胃癌およびGISTの切除例(手術・内視鏡的粘膜切除)は年間約180例で、一部の早期癌に対しては内視鏡的粘膜切除術も行っています。適応により早期癌や粘膜下腫瘍に対して腹腔鏡下切除術も行っています。またセンチネルリンパ節の同定も行っています。進行・再発癌には抗癌剤による治療も行っています。GISTには腹腔鏡下切除術も行っています。

研究テーマ

1.腹膜播種治療の基礎的研究
2.肝転移における接着因子の役割
3.腹膜播種に対する腹腔内治療
4.胃癌における血漿PyNPase値の臨床的意義
5.早期胃癌に対するSentinel node concept