小児外科グループ

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小児外科グループ

 当科は消化器外科講座の中の小児外科専門グループです。小児外科疾患を罹患された成人症例の対応もスムーズに行っております。また小児外科疾患に対しては新生児科、小児科、産科、及び関係する各科と密接に連携をとり、中身の濃い医療を24時間対応で提供しています。

 新生児先天性奇形、胆道拡張症、胆道閉鎖症や小児悪性腫瘍に対する手術を行っています。小児疾患にも広く腹腔鏡下手術を導入しています。鼠径ヘルニアに対してはクリニカルパスを利用した短期入院手術を行っています。小児肝移植も手がけています。

治療業績

 年間手術症例数は、150~200例です。小児鼠径ヘルニア・精索水腫・停留睾丸手術は2泊3日の短期入院で対応しています。
 小児病棟は基本的に完全看護で、付き添いは原則面会時間内のみです。上記の短期入院の場合には付き添いも可能です。

研究テーマ

1.神経芽腫治療に対するD.D.S (Drug Delivery System)の応用
当科では小児がんの代表である神経芽腫に対して抗がん剤効果の研究をしています。神経芽腫は小児がんの中でも比較的多いがんであり、早期発見の場合は治療成績も良好ですが、その進化に伴い治療効果が極端に悪くなってしまうがんです。これら神経芽腫の化学療法として、抗癌剤封入liposomeを作成し、そのD.D.S作用を利用し、マウス神経芽腫の治療効果を研究しています。現在までに温熱療法の併用や、肝転移モデルでの治療効果の有効性を病理組織学的に解明しました。現在はヌードマウスを用いてヒト神経芽腫に対する治療効果を検討し、さらに実際の臨床応用へと発展させていく方針です。

2.成人鼠径ヘルニアにおける横筋胸膜の病理組織及び数量力学的検討
成人鼠径ヘルニアの発生因子と病態を探求すべく、鼠径ヘルニア症例の鼡径部後壁横筋筋膜の病理組織学的検討、膜の厚さの測定および後壁の張力測定といった数量力学的検索を行う。その結果、臨床応用として、現在、手術時に主観的評価により施行されている鼠径管後壁補強の必要性について客観的適応基準を設定する ことにより、客観的かつ科学的見地からみた鼠径ヘルニアの手術手技を確立できることを目的としている。

 マウス神経芽細胞腫およびヒト神経芽細胞腫にて、Drug Delivery Systemや温熱、NO、セラミドを利用した治療法の研究を行っています。