網膜硝子体外来

  • トップ
  •  › 
  • 臨床
  •  › 
  • 専門外来
  •  › 
  • 網膜硝子体外来

網膜硝子体外来

 本外来の主な治療対象は、加齢黄斑変性、黄斑浮腫(糖尿病網膜症や網膜静脈閉塞症)、黄斑円孔、黄斑前膜などの黄斑疾患や増殖糖尿病網膜症、網膜剥離などです。加齢黄斑変性に対しては抗VEGF 抗体(ルセンティス)硝子体注射と光線力学療法(PDT)を行っています。また、網膜静脈閉塞症や糖尿病網膜症などの黄斑浮腫に対しては、従来の光凝固に加え、抗VEGF 抗体(アバスチン)硝子体注射や硝子体手術を行っています。特に加齢黄斑変性の治療に関しては茨城医療センターならびに八王子医療センターと共同で3病院(本院、茨城医療センター、八王子医療センター)共通の治療プロトコルを設け、これに従って治療を行っています。各疾患とも治療後は光干渉断層計(OCT)などを用いて定期的に経過観察を行い、臨床データーを蓄積し、より良い治療成績を確立するために分析しています。硝子体手術は25Gまたは23G を用いた小切開創硝子体手術(MIVS)を標準的に行っており、低侵襲による早期回復と視力予後の向上に努めています。

 基礎研究に関しては、硝子体手術や硝子体注射時に得られた眼内液を用いて、液性因子、補体や酸化ストレスマーカーの濃度を測定し、これらのネットワーク機構や臨床像との関連を分析しています。また、山内講師が中心となって、網膜変性ラットモデルを用いて、OCTで観察される視細胞内節外節接合部(IS/OS ライン)と組織像との相関を研究しています。また、早稲田大学理工学部と共同で近赤外光反射率測定装置を作成し、加齢黄斑変性をターゲットにした全く新しい画像検査装置の開発に取り組んでおり、徐々に成果が出ております。