東京医科大学

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学会・研究会の報告

第33回 日本臨床麻酔学会

投稿者:田上

カテゴリ : 学会

111日から金沢市で開催される第33回臨床麻酔学会参加した。1031日の夜羽田から小松

空港に着き、リムジンバスで金沢駅へ。駅近くのビジネスホテルに投宿した。1日の朝は、

ホテルから香林坊、兼六園下の方面をジョッギングした。約6㎞程度か?香林坊近くには、

前田利家、まつを祭る尾山神社やモニュメント「走る」などがある。写真は「走る」。一日目の

午前中は内野先生と馬場先生(熊本中央病院麻酔科部長)が座長をされるポスターセッションと、

長島先生の発表のポスター会場に行った。長島先生は肝心な表を説明することを忘れたものの、

座長の質問にも負けず堂々の発表だった。一つのセッションで13題もの演題をこなす内野・

馬場チームは未だセッション途中だった。二人とも声はかすれ、徹夜当直明けの様子だったが、

記念写真の際は笑顔をつくって?くれた。このセッションで発表された山形大学の岡田先生と

一緒に写真。午後から、時間的に聴くことのできない竹下先生のポスターの前で写真を撮った。

朝方行方不明事件に巻き込まれた大瀬戸先生の発表を拝聴した後、緩和医療関係の招聘講演と

シンポジウムを聴いた。一日目の締めは西山先生の発表。座長の神戸大学の前川先生から

「僕の琴線に触れる良い発表だった。」と褒められていた。本人は苦労して準備した発表

なので、満足そうに記念写真に納まっていた。そして東京医科大学の懇親会会場に向かった。

 第一日目で発表の終わったメンバーとこれからのメンバーでははしゃぎ方が違う。内野先生が途中

から来られたが、あまりにも海の幸尽くしのためか、わがままを言って能登牛のステーキを注文

していた。全て食べてもらうと体に良くないと思った自分は何切れか自分の皿に移しておいた。

(写真は懇親会)山本先生発表の日。ポスター発表セッションは15時過ぎからなので、

それまでは金沢を楽しむことにした。朝は金沢駅近くのホテルから金沢大学病院・医学部まで

走った。約9㎞だが上り坂もあり結構きつかった。丁度医学部祭があるようで、学生さんたちが

その準備をしていた。金沢大学医学部構内には。高安病で有名な高安右人先生の銅像やオランダ

人医師から医学を学んだ金沢医学館第一期生9名の銅像があり興味深かった。ホテルに戻り朝風呂、

朝食を済ませた。バス一日周遊券を買い、兼六園、成巽閣、21世紀美術館、郷土偉人館を見学し、

近江市場で昼食をとった山本先生の発表に間に合うように会場に着け

最後まで頑張った成果を聴かせてもらった。最後の3日間の筆舌に尽くしがたい頑張りは、東京医科
大麻酔科
の語り草となるだろう。日本ペインクリニック学会用語委員会に出席後、寒気がしてきた。
山本先生
の発表ではないがシバリングと共に熱が出てきた。懇親会出席を諦めホテルに戻った。
何も口に入ら
ないほどお腹も痛くなったのでベッドの中で震えていた113日、一晩熱が高く震え
もきた
りしてよく眠れなかった。朝ごはんはおかゆと味噌汁、梅干しにして、午前8時には会場に
着いた。ポスターを貼り始めたら、すぐに久松先生が来た。そして予行演習を始めたが、なかなか
堂々とした発表になっていた。座長の金沢
医科大の小川先生や慈恵医科大の下山先生とはセッション
開始前にお話しした。準備万端で久松
先生発表となった。メモも見ることない堂々とした発表だった。
下山先生から「初期研修医の
発表で、これだけ解剖学的な考察を深めておられますから、先生がかなり
ご指導されたのでしょう・・」
と褒められた。そのとおりではあるが・・・

彼女は他にも放射線科の先生にも画像の見方を習っており、こちらの方が勉強になったのが実の

話しである。

発表が済み、記念写真を撮るところになって、やっと久松先生に笑顔が出てきた。

 今回の日本臨床麻酔学会期間中、病院留守番組で病院を守ってくれた皆さん。東京医科大発表組は

頑張りましたよ。私は三分の一は寝込んでいましたが・・・



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