ICUのベッド数は16床で、入室患者の75％が定期の術後患者、心臓血管外科や脳神経外科、消化器(食道・膵)外科、口腔・咽喉頭癌再建後、25%が緊急手術後症例やショック、敗血症、ARDS、AKIなどの病棟からの緊急入室症例が占めます。

　ICUには常勤医として、中澤教授の他麻酔科、循環器内科、救命救急科等の背景を持つ集中治療医が常駐し、主治医とともに急性期集中診療を行っています (Semi-closed ICU)。主治医は主に原疾患への対応や患者や御家族への対応を行い、麻酔科は鎮静・鎮痛管理、人工呼吸器管理、血液浄化療法等、個々の症例に合わせた集中治療管理を行っています。VA-ECMO、VV-ECMOを導入する際には心臓血管外科や循環器内科医師の協力の元、カテーテルを挿入しその後の管理を担当しています。
病棟看護師には集中ケア認定看護師や感染管理認定看護師、慢性心不全看護認定看護師、家族看護専門看護師が在籍しています。また、ICU,CCU専任の薬剤師、臨床工学技士、理学療法士、管理栄養士が在籍しています。CCUは同じフロア内にあるため、いつでもコンサルテーションできる協力体制です。

麻酔科からはローテート医師の派遣を行っております。

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