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学会・研究会の報告

学会報告☆臨床麻酔学会in郡山

投稿者:勇内山

カテゴリ : 学会

11月1日~3日、臨床麻酔学会に参加してきました!

発表もないのにフル参加させていただきました。残り番の先生方、本当にありがとうございました。

臨麻はポスター発表に貴重な症例報告が多くて、見ていて飽きません。

初日の午前中にロボット手術の麻酔についてのポスター発表があり、出発前日に泌尿器ダヴィンチを2件かけたばかりだったこともあって、興味深く聞いていました。

前立腺全摘が保険適応になったため最近ダヴィンチを始めたという病院が多いようで、呼吸管理、眼圧、rSO2のことなどで質疑応答も盛り上がっていました。

私は端っこのほうでこっそり聞いていたのですが、そのセッションが終わった時、近くにいた先生から「東京医大の先生ですか?ダヴィンチ、かなりの件数やってますよね?」と話しかけられ、心臓が飛び出るかと思いました。

私、まだまだ経験浅いんですけど...と少々申し訳なく思いつつ、学会場で他施設の先生と色々お話できたことはよい経験になりました。

 

デスフルランのランチョンセミナーで得た豆知識をひとつ。デスフルランの瓶はビニールコーティングされたガラスなので落とすと割れ、室温で気化したデスフルランによってビニールがパンパンに膨らむそうです。そこで落としたら、氷で冷やして薬剤部へ!だそうです。私、絶対落としそうなので、いいこと聞いたと思いました。(麻酔器の上に置いたセボもよく落としますから...)

 

それにしてもさすが東北、郡山は寒かったです!2日目なんて最高気温10度、小雨の降る中の学会でした。そして会場のビックパレットの横には仮設住宅が並んでいたり、福島放送の天気予報では放射能測定値が発表されていたりと、震災や原発事故の影響がまだまだあることを実感しました。

でも会場で配られていた浪江やきそばはおいしかったし、郡山はいいとこでした。

最終日はリフレッシャーコースを聞いて、郡山駅前のビックカメラでiPad miniをゲットしてホクホクの石崎先生・ゲットできなくて悔しい柿沼先生と同じ新幹線で東京へ戻ったのでした。

IMG_0606[1].JPG写真は浪江やきそば。うどんの麺みたいです。2日目には行列ができていました。

 

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