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学会・研究会の報告

第59回日本麻酔科学会 中間報告 

投稿者:宮田

カテゴリ : 学会

第59回日本麻酔学会中間報告です。体調が悪くあまり勉強できていませんが、何点か気づいた事を書いていきます。
ポスター発表は全員滞りなく終わりました。松岡先生、岩瀬先生、沖田先生お疲れ様でした。また口演であった濱田先生もすばらしい発表だった思います。柿沼先生、そうそうたるシンポジストの中大変お疲れ様でした。"自分のデーターで物を語る"という目標に向かって次もがんばっていきましょう。かくいう私は何とか終わったという感じで、聞いていただいた先生方の反応がわかれば教えていただきたいです。時間があれば今度医局でお話させていただきたいと思います。

今日はPMにTEEのセミナー聞いてきました。2Dと3Dエコーのプロコンはおもしろかったです。僧帽弁手術に関して、私自身は3Dエコーに期待していたのですが、やはり解像度の問題(空間分解能や方位分解能が低い、フレームレートが低い)や分析するのに時間がかかる(off lineで解析する必要がある)があるようです。しかし交連部病変の描出やsurgical viewが描出できるなど利点も多いです。2D、3Dをあわせて使っていくのがよいのではないでしょうか。今後当院にも3Dがはいります。皆さんいっしょに勉強していきましょう
相馬教授が座長であった安全管理のシンポジウムにもちょこっと顔を出してきました。八王子医療センターの近江先生の発表もすばらしかったですが、興味をもったのはcomminicationにおけるnon-techinical skillです。これは麻酔科医、外科医の間のツールとして非常に重要になってくるのではないかと思いました。
ランチョンは琉球の垣花先生のセミナーを聞いてきました。外科手術の重症度としてsurgical Apgarスコア、E-PASSスコアなどが紹介されていました。循環管理を行ううえでSVVは重要な指標ではありますが、低左心機能の人にはその解釈に注意が必要なことなどをお話されていました。
これから懇親会に出席してきます。
残り番の先生方本当にありがとうございます。
明日ももう少し勉強してきます。

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