12月3日、横浜で第115回産科麻酔学会があり、初めて出席させていただきました。参加させていただき、ありがとうございました。

まず驚いたのは、麻酔科だけでなく、産科の先生がたくさん（半分くらい？）参加していたことです。演題も半分くらいは産科の先生の発表であり、ディスカッションでは麻酔科だけの意見でなく、産科としての意見も色々と聞けてとても有意義です。

演題としては、様々な病気を合併した妊婦の帝王切開、妊娠・出産で起きた合併症（脳出血、肺梗塞、子宮内反症等）、無痛分娩、それぞれの施設でのシステム作り、等々、うちの病院には周産期センターがないし、普段あまり経験しないことが聞けてとても勉強になりました。

また、今回の学会ではKorean Session があり、韓国の先生が英語で発表していました。英語にはかなり自信がありませんが、いい機会だと思い頑張って聞いてみました！やはり、韓国も英語圏でないので、英語力が近いのか普段よりは聞きやすかったです。ですが、発表する方はやはり英語が堪能で、だんだんと自分の英語力のなさのせいでついていけなくなり、意識がとんでしまいました。

他にも、特別講演では①放射線科の先生が産科出血でのIVRについて、②半世紀に渡って周産期麻酔に携わってきたコロンビア大学名誉教授である森島久代先生のお話しなど、一日とは思えないくらい内容が詰まった学会でした。

来年もまた是非参加したいと思います！とても楽しい学会だったので、みなさんも興味があれば一緒に行きましょう！