新宿、集中治療部の野口です。

 

去る11月3日〜5日に沖縄で開催された、日本臨床麻酔科学会第31回大会に参加して参りましたので報告させていただきます。

まずは、残り番で残って頂いた先生方に感謝いたします、ありがとうございました。

 

私の今回の目的は、CVC指導者養成コースに参加する事でした。日程は金曜日の午後と土曜日の午前中...　（ほぼ缶詰で、会場もmainの会場と違ったため、若干学会から取り残された感がありました）

 

普段からリアルタイムエコー下穿刺をしていて、思うように針先が追えない事が多々ありました。どうしたら上手く針先を描出することができ、安全にCVCを挿入できるかという疑問を解決するという目標をもって参加しました。

コースの内容としては、1日目に座学＋ハンズオンでインストラクターの先生方から手技的な事および研修医教育技法？みたいなものを教えて頂き、2日目にインストラクターとして研修医への指導（座学＋ハンズオン）という形でした。そもそも目標が、自分の疑問を解決するということにありましたので、研修医教育に関しては一粒で2度おいしい感じのコースとなりました。

 

コースで勉強になったこと

・  sweep / swing scan の重要性

・  使用するエコーの特性を理解しておく

・  体位の取り方

 

大変勉強になるコースでしたので、興味のある先生には是非参加をおすすめします。

今後は、安定した安全なCVC挿入ができるように頑張っていきたいと思います。