10月22日～24日、市ヶ谷の日本大学会館でBrain Edemaという国際学会が開催されています。

今回、麻酔科からは私の他に宮下先生、西山先生、室園先生、内野教授が演題を出しています。

 

今回はキラーパスはありません。

初の国際学会だったので、準備が大変でした。

まさにBrain Edema。

 

参加費を払い(4万円！)、ポスター会場に向かいました。

驚いたことに、室園先生以外の麻酔科陣が

ポスターが並べて貼ることになっていました。

日本での学会に比べて、ポスター貼るスペースは広い印象がありました。

 

他の発表者のポスターを見て回りましたが、何せ苦手な英語。

麻酔の内容ならともかく、脳外科領域の単語はさっぱり分かりません。

15分もしないうちに疲れてしまい、会場を出てしまいました。

ポスター発表の時間の30分前に会場に戻ってみると、

そこには溢れんばかりの人、人、人・・・。

と言いたいところですが、あまり人はいなかったようです。

外国人の姿は疎らでした。

やはり3月の地震の影響でしょうか？

 

ロビーではバイキング形式のランチが出ています。

とりあえず、ご飯。香辛料の香りが強いのですが

何料理かよくわかりませんでした・・・。

 

その後も会場とロビーを行ったり来たり。

あまり質問されなくてホッとしました。

 

難しそうなポスターの中で、興味を持った演題ですが、

柔道で重度の脳損傷を来したケースをまとめたものでした。

投げ技が受傷機転である症例が多く、その中でも大外刈りが多いようです。

その他にも、背負い投げ、体落としでも多いとありました。

防ぐためには「受身の練習をしましょう」と締めくくっていました。

柔道部OBの西山先生と室園先生も、興味をもたれたようです。

 

あいにくの天気でしたが、初の国際学会は無事に終了しました。

発表時間が終わった瞬間に、私のEdemaも引いていきました。