国際低体温療法シンポジウムの報告
2011.09.21
投稿者:石崎
カテゴリ : 研究会
東京ドームホテルで開催された、第4回International hypothermia Symposiumに参加してきました。タデウス教授に会うのが目的の、ごく短時間の参加でしたが、ペンシルバニア大学救命救急医のRobert W. Neumarによる教育講演『低体温療法の生理』を聴くことができました。
その座長を務められたタデウス教授は、日本に到着して1時間しか寝ていないというのに、その後、ロビーのカフェで1時間ほどお話をする時間をとって下さり、私がルンド時代に行った研究の論文投稿の打ち合わせをしたり、その後に行ったという追加研究の結果などを聞くことができました。ルーマニアで講演をしたその足で来日し、明日にはスウェーデンに帰るというタフなスケジュールです。ひどく疲れている様子で、私と別れた後はシンポジウムに戻らずに、ホテルのお部屋に上がられました。Thank you, Tadeusz, and please take care.
このシンポジウムは、2013年はルンドで開催されます。ルンドで習ったMCAOモデルを使った研究ではありませんが、低体温に関する研究プロトコールをお話したところ、とても興味を持って下さいました。決して否定せず、相手のモチベーションを上げるような話し方は昔と変わっていません。見習いたいです。来年のパリ、そして再来年のスウェーデンでお会いできるように頑張りたいと思います。
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