7月16-17日に、８年ぶりにAHA/ACLSコースに行ってきました。ガイドライン2010での講習ということで2005のテキストプラス2010AHA Guideline for CPR and ECC ハイライトで行われました。私には、2000からの更新？なので内容的に随分と変化した印象がありました。

　講習人数は約25人、6人グループが4組、ほとんどが埼玉医大の医師、看護師、少数の外からの医師でした。医師の数は7-8人ほどであとはわりと若い看護師達でした。内容としては、①迅速な胸骨圧迫の開始、②質の高いCPR、③心肺停止後ケア、が強調されていました。ガイドライン2000から比べると非常にシンプルで実際に施行しやすいものになっている印象があります。以前に感じた"お作法"は随分と減ってCPRに携わる機会が減った人にも（私を含め）違和感なく実行可能に感じます。麻酔専門医取得にも必須ですが、若い看護師さん達でも取得可能なもので、これなら初期研修医の先生達にもお勧めです。

　今回川越トレーニングサイトを選んだのはACLS取得だけでなくインストラクターの観察も目的でしたが、随分と教え上手な先生もいて感心しました。やはり人にものを教えるときには、"情熱"をもって、尚且つ、"言葉の温かさ"、が必要ですね、頑張ります。