新宿集中治療カンファランス
2011.07.01
投稿者:奈倉
カテゴリ : 研究会
7月1日(金)に新宿集中治療カンファランスが当院で行われました。
このカンファランスは慶應大学、東京女子医科大学、東京警察病院、東京医科大学等、新宿近辺のいくつかの施設の集中治療を行う医師が集うカンファランスです。
各施設の担当者が順番に症例の報告を行うのですが、今回は東京医科大学の番であり、僕が症例報告をすることになりました。
今回の症例は血液内科の患者で血栓性微小血管障害症(TMA)が疑われた症例について発表しました。
血液の分野は非常に苦手で準備にかなり時間がかかりました。
ただとてもとても有難いことに、東京医大で発表ということもあり主治医の血液内科の吉澤先生・岩淵先生や診療に携わっていただいた感染制御部の中村先生が参加してくれました。
自分達麻酔科だけでは答えられないような血液や感染症の専門的なことに関して意見を言っていただきとても助かりました。おかげで有意義な会になり、とても勉強になりました。
他にも直接意見を言っていただくことはありませんでしたが、臨床工学技士や薬剤師の方々も参加してくれました。
少し話が変わりますが、東京医大のICUでは通常午前中に患者の診療に関するカンファを行っています。可能であれば主治医の先生方にも参加してもらうのですが、主治医だけでなく感染制御部の先生や臨床工学技士や薬剤師、看護師にもなるべく参加してもらうようにしています。そうすることで自分達麻酔科医だけでは気付けないことをいろいろ知ることができます。
多くの先生方や他の職業の方々と関わりながら診療を行えることは言葉にはなかなか表せないくらい有難いことだと最近(今更ですが)感じています。今回のカンファもとてもためになりました。皆さんありがとうございました。
- 奈倉さんの記事を読む
- |
- 閲覧 ()