東京医科大学

麻酔科学分野 麻酔を受けられる患者さまへ

Staff Room

医局カンファランス

NCPR2010 vol.2

報告者:石崎

カテゴリ : 本院 勉強会

NCPR2010の後半です。
要点・変更点は以下の通り。

出生直後の児の評価項目から"胎便による羊水混濁"は除外
胎便による羊水混濁があって児に活気がない時も、ルーチンに気管内吸引する必要はない
ルーチンケアは母親のそばで行う
酸素化と心拍数の評価にはパルスオキシメータを活用する。
酸素投与は慎重に(パルスオキシメータ、ブレンダー、CPAP)
正期産児や正期産に近い児での人工呼吸は空気で開始
アドレナリンの気管内投与する量は0.05~0.1mg/kg
循環血液増加薬は失血が疑われる場合に限定
蘇生後は低血糖に注意
正期産もしくは正期産に近い児で、中等症から重症の低酸素性虚血性脳症の児では低体温療法
臍帯遅延結紮は日本では保留

資料はスタッフページからDLできます。

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