ステロイドは難しい
2012.01.11
報告者:野口
今回は、JAMAからの文献です。
挿管下の重症外傷患者で、副腎機能不全が認められた場合
ストレス用量のステロイド投与が院内肺炎の発生率を減らす。
という仮説を検証しています。
この文献の結果は、28日時点での院内肺炎の発生率は下がると
結論づけています。
ただ死亡数を比較すると、有意差のない低いレベルではあるものの
ステロイド投与群で非投与群の2倍になっているようです。
ステロイドに関しては、色々なところで賛否両論あると思われます。
症例を選んで、上手く使っていくことが肝要なのでしょうか。
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