頚髄症には気をつけろ!
2011.08.04
報告者:松岡
今日の松岡先生の勉強会は、ペインクリニックから手術麻酔へ繋がるテーマでした。
60才を越えた症例では、隠れた頸椎症性脊髄症の存在を術前回診で見つけ、手術麻酔で麻痺を作らないように注意すべきで、それには頚髄症の診断学が重要です。
3つ覚えましょう。
しびれ
ホフマン
グーパー
術前回診で頚椎症の存在を疑ったら、
しびれ、頚肩腕痛、四肢の感覚障害、Romberg徴候、歩行障害、深部腱反射の異常、
バビンスキー徴候、myelopathy hand、四肢の筋力低下、膀胱直腸障害
をチェックして、整形外科に相談!
術中管理のポイントは2つ。
頚部安静
低血圧を避ける
早速、明日の症例から役立てましょう!(石崎)
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