ASA-RC2009「脊椎手術」
2011.07.02
報告者:武田
今年のASA-RCも残すところあと2コマ。今朝は『脊椎手術の麻酔』でした。
脊椎手術では執刀医から低血圧麻酔を依頼されることが多く、今までは希望をそのまま受け入れていましたが、脊椎管狭窄症では血圧維持にも注意を払わねばならない事を知りました。病態の1つに血流障害があってオパルモンが効くのですから、当然と言えば当然ですね。出血を抑えるよりも麻痺を回避する方が重要と考えると、安易に血圧を下げるのも良くないように思えますが、もっと深い考察をご存じの方は教えて下さい。
最後の言葉、「最善の管理は麻酔科医の術式や術式に対するリスクなどの理解によるところが多い」が印象的です。(石崎)
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