僧帽弁置換術後の評価
2011.05.30
報告者:富野
今回の抄読会のテーマは僧帽弁置換術後の弁口面積の評価についてでした。僧帽弁の弁口面積を測定する方法はいくつかありますが、今回はPHT法、プラニメトリー法、連続の式を用いた方法を比較しました。結論として、連続の式だけ他の方法と相関を認めなかったのですが、その一方で、基準となる方法を明確に示すこともできませんでした。また、検討課題として3Dエコーでの比較も挙げられていました。僧帽弁置換術では置換後に流速測定や逆流の評価はしていましたが、弁口面積の評価までなかなかできていませんでした。余裕があればいろいろな方法で測定してみようと思いました。
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