東京医科大学

麻酔科学分野 麻酔を受けられる患者さまへ

Staff Room

医局カンファランス

フェンタニル添加脊麻と鎮静

報告者:岩瀬

カテゴリ : 本院 抄読会

 今日の岩瀬先生による抄読会は、脊髄くも膜下麻酔にフェンタニルを添加するとプロポフォールの鎮静がかかりやすくなる、というものでした。

CSM Minifolder.tif
 ひと通り聞いた後の一番の感想は、「イワセ、プレゼンが上手くなったなあ!」です。冗談ではなく、感心するぐらいに上手くなりました。スライドのレイアウトも綺麗でしたし、何よりもしゃべりが淀みなく、聞きやすかった。感動モノです。

 内容は、最初の2行で書いた以上のことはなく、単にマーカインにフェンタを追加したら、昨日の福井先生の勉強会で出てきた『Multimodal Analgesia』、つまり、幾つかの麻酔薬や麻酔法を組み合わせることで鎮痛効果が強くなり、結果として鎮静しやすくなった、というだけの論文でした。著者らの考察も?です。皆さんにはCSIが何者であるかだけ、お見せしておきます。

 読んだ文献の内容はともかく、プレゼンが上手くなった、うん。
                 ・・・褒めてるんですよ。(石崎)

一覧へ戻る