小児の大腰筋筋溝ブロック
2011.04.25
報告者:福井
今日は福井先生から、小児の先天性股関節脱臼に対する骨切り術において、大腰筋筋溝ブロックと仙骨硬膜外ブロックを比較した論文を紹介してもらいました。大腰筋筋溝ブロックの方が術後のモルヒネ必要量が少なく、安全性は同等であったそうです。著者らは、大腰筋筋溝ブロックが硬膜外注入にならないようにするために、針を内側に向けないように注意し、さらに高い圧で注入しないようにも気をつけたそうですが、このあたりのコツも参考になりそうです。(石崎)
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