News お知らせ

第4回中高生のための消化器内科ナミナー開催報告

投稿者 : 医局

カテゴリ : お知らせ 本院

2025年8月17日(日)、東京医科大学病院9階臨床講堂にて「第4回中高生のための消化器内科セミナー」が開催されました。本セミナーは、糸井隆夫主任教授が中心となり、中高生に消化器内科の魅力や医療の現場を紹介することを目的に企画されたものです。定員40名に対し、全国から340名もの応募があり、医局員一同が力を合わせ、充実したプログラムを準備いたしました。

20250817_01.jpg

当日は糸井主任教授の開会挨拶に続き、体験型の講座が行われました。座学では、嵐山真先生が内視鏡検査の歴史や実際の診療について解説し、掛川達矢先生がユーモアを交えながら腹部臓器を紹介し、会場は笑顔に包まれました。 続いて行われた体験ブースでは、大腸カメラ・胃カメラ・腹部超音波・血管カテーテル・身体診察・バーチャルリアリティ(VR)胆管挿入など、6種類のプログラムを用意しました。特に大腸カメラでは模型を用いた盲腸到達タイムトライアル、VRブースでは胆管挿入の操作体験が行われ、中高生たちは真剣な表情で取り組んでいました。

20250817_02.jpg   20250817_03.jpg
胃カメラ体験の様子
 
腹部超音波体験の様子
20250817_04.jpg 20250817_05.jpg
血管カテーテル体験の様子
大腸カメラ体験の様子

体験後には、優秀者の表彰や修了証書の授与があり、最後に糸井主任教授の挨拶で閉会となりました。参加者からは「医師を目指す意欲が高まった」「医療チームの重要性を学ぶことができた」「実際の機器を操作できたことで理解が深まった」など、多くの喜びの声が寄せられました。

本セミナーは、医局員のみならずシミュレーションセンター、広報・社会連携推進室、さらには機器メーカーのご協力をいただき、無事に開催することができました。この場を借りて厚く御礼申し上げます。今後も第5回、第6回と継続して開催を予定しており、教育活動を通じて社会に貢献してまいります。