大学病院でしかできないことがある!
当教室ではともに活動してくれる仲間を随時募集しています。出身大学や出身医局、経験年数、専門医資格などは一切問いません。当教室には一般市中病院にはない、大学病院ならではの魅力があります。
さらに2019年7月には新病院(現病院の隣)が開院します。最新設備が整う大都会の清廉な新病院で、意欲あるみなさまをお待ちしています。まずは是非一度見学にお越しください。
見学や研修、入局に関するご相談は随時メールで受け付けています。お気軽にお問合せください。
【連絡先】 |
医局長 小林 正武(こばやし まさたけ) E-mail:mkoba12@tokyo-med.ac.jp |
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当教室で後期研修を行う4つのメリット
新専門医制度が平成30年度から導入されました。特に内科系の診療科では従来の内科認定医よりもレベルの高い新内科専門医をまず取得した後に、循環器専門医や消化器専門医などのsubspecialty専門医を目指すようになります。つまり、以前よりも内科専攻医としての研修の質と量が重視されるようになっています。
当教室では他の内科系診療科と十分な連絡を取って、内科専門医の研修と循環器内科専門医の研修を円滑に行うことが出来るような研修プログラムを策定しています。大学病院ですので血液疾患や膠原病疾患などの比較的稀な疾患も経験できるように研修委員会でサポートします(ある程度病院収益を追求せざるを得ない市中病院では専門医取得に必要な比較的稀な他科疾患の経験が不足しがちです)。さらに、当教室には約10名の総合内科専門医が所属しており専門医研修を確実に行っています。
ご存じのようにみなさんにとっては必須といえる循環器内科専門医の資格は新制度における内科専門医資格の取得が前提条件となります。これらの資格は必ず取得できるように当教室が責任をもってサポートしますので、ご安心ください。
都内の有名市中病院などではスタッフ枠が限られており後期臨床研修終了後は自身で就職先を探す必要があります。一方、当教室ではみなさんの雇用をそのまま継続しますので、先を見据えたキャリアプランの設定が可能です。また市中病院では直接の収益につながらない研究業務や教育活動には注力できない面もありますが、当教室ではそれが可能です。もちろん当教室に所属しつつ関連市中病院で臨床経験を積むことも十分可能ですので、ご安心ください。
後期研修修了後は基本的には循環器専門医資格の取得を目指していただきますが、それに加え各人の意向や事情に応じ様々なコースが選択できます。
例)
●当教室の研究グループに所属しその分野のスペシャリストを目指す
●大学病院分院や関連市中病院に出張し、一般循環器内科専攻研修を継続する
●国内外の病院/研究機関に留学をする
●当大学院博士課程に進学し、博士号取得を目指す
(詳細は「研修プログラムとキャリアプラン」のページをご覧ください)
学位取得の意義は一昔前に比べれば低下しているといわれていますが、一角の研究者として認められるには必須となります。当教室は循環器専門医資格の取得とともに、学位取得も全力でサポートします(ただし、後期研修修了後に大学院への進学を必須としている教室もあると聞きますが、当教室では各人の意向を最優先としています)。
上記コースの選択についてはいつでも個別の相談が可能です。
循環器専門をうたっている有名市中病院のなかには冠動脈疾患に対するカテーテルインターベンションや不整脈疾患に対するアブレーション・デバイス治療に特化して診療を行っている施設も少なくありません。そのようないわゆる「カテ病院」は、確かに手技件数そのものは当教室を含めた大学病院よりも多く、またメディアなどにも取り上げられる機会が多いため、一見すると充実した研修ができるようにみえます。もちろんそのような心血管疾患に対する侵襲的治療は循環器診療の醍醐味ですし、当教室においても日常臨床の中心となっています。しかし、当然ながら循環器診療はカテ室のみで行われるわけではありません。
当教室では単に手技件数だけ誇ることをよしとせず、内科医として1症例ずつ丁寧にアセスメントすることを重視しています。後期研修においても、例えばカテーテルインターベンションにおいては、術前の生理学的な虚血評価を適切行う、術前の治療ストラテジーが十分に練る、などのトレーニングを指導医のもとで受けることになります。当教室での後期研修プログラムはER/CCUでの超急性期診療(当院は3次救急に力を入れており、心原性の心肺停止患者さんやショクを呈する重症症例が多数搬送されています)・カテーテルインターベンション、不整脈アブレーション/デバイス・重症心不全の4つの専門グループを一定期間ずつバランスよくラウンドします。各グループで循環器専門医の指導のもと、患者さんを担当し、同時に初期研修医や学生の指導を行います。
後期研修は循環器内科医としての基礎を形成する大切な期間ですので、ぜひ当教室で偏りのないトレーニングを受けてみてください。当教室は循環器内科分野のほぼ全ての専門医を有しますので、そのようなバランスのとれた後期研修が可能になります。
後期研修を行う年齢は25-35歳くらいが多いと思います。その時期は医師としてのキャリア形成もさることながら、人生設計においても重要な時期です。結婚や自身またはパートナーの出産、育児などに重なることも多く、研修とのバランスを上手にとる必要があります。また、体力や能力、手技の習熟度などには個人差があります。一般的にハードワークと認識されている循環器内科ですが、当教室は一昔前のような医師の自己犠牲を前提にした勤務体制は組んでおりません。夜間・休日は必ず当教室員が交代で在院して、救急外来と入院患者の急変などに対応します。ですので、若手のみなさんが勤務時間外に病院に呼び出されることはまずありません。夜間・休日の当番業務も医局員全員で公平に分担しておりますので、後期研修医を安価な労働力としてみなすことは、決してしておりません。ご安心下さい。
女性医師に対する支援も最大限行います。詳細は本HP「女性医師支援」のページをご参照ください。
当教室では他施設で後期研修を修了された先生を対象に専攻医の募集も随時行っています。
原則として当教室のいずれかの研究グループ(研究グループ紹介のページを参照)に所属しながら、指導医のもとでサブスペシャリティーのトレーニングを行います。希望があれば当教室関連病院での勤務も可能です。また、学位取得(論文博士)もできますので、臨床を中心にしながら学位も取得したいとお考えの先生に適したコースになります。もちろん循環器専門医取得のサポートも行います。詳細は「研修プログラムとキャリアプラン」のページをご覧ください。
待遇:まずはフェロー(専攻医/臨床研究医)としての雇用となりますが、順次スタッフ(助教)となります。詳細は見学や面談の際にお尋ね下さい。
当教室では大学院への入学も推奨しています。臨床経験を積みながら学位を取得することが可能です。詳細は当学大学院HPをご参照下さい。
当教室では他施設で一定のキャリアを積み、循環器専門医を取得した中堅以上の先生に対しても、さらなるステップアップの環境をご提供できます。
例)
● 自身の専門分野をさらに追求したい。
● 学位を取得したい。
● 研修医・学生教育の分野で経験を積みたい。
● 新病院で働いてみたい。
● 出産・育児などに対する支援が充実している施設を探している。
すべての募集において見学・ご相談には随時対応しております。ご連絡お待ちしています。
【連絡先】 |
医局長 小林 正武(こばやし まさたけ) E-mail:mkoba12@tokyo-med.ac.jp |
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*なお、初期研修(ジュニアレジデント)については、当学HPをご覧下さい。
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