世界に拡がる糖尿病の脅威に対応するため、国際糖尿病連合と世界保健機関が11月14日を世界糖尿病デーと制定し、日本では毎年11月14日を含む月曜日から日曜日を全国糖尿病週間とし、全国各地で様々な活動が行われています。糖尿病の正しい知識の普及啓発を目的に、公益財団法人日本糖尿病財団では年2回、東日本および西日本の2地区にて「糖尿病予防キャンペーン」を主催しています。令和3年度の東日本地区では福島県で行われ、新型コロナウィルス感染症蔓延下でもあったことから11月13日にWEBにて開催されました。

令和4年度の東日本地区は東京で開催することになり、「始めよう！ アフター・コロナへの糖尿病生活」をスローガンに、東京医科大学病院 糖尿病・代謝・内分泌内科が担当していくことになりました。開催日は全国糖尿病週間後の11月20日（日）を予定しており、食事や運動習慣、薬物治療などに関して幅広く糖尿病の正しい知識の普及啓発を行うことになっています。会場は東京医科大学病院の臨床講堂で行う予定ですが、新型コロナウィルスの市中感染状況が見通せないことからハイブリッド形式で開催することになりました。

新型コロナウィルス感染症により糖尿病の患者さんやご家族の皆様が抱えている悩みや疑問点に対して、少しでもお役に立つことができればと考え、運営していく予定です。皆様のご協力を賜りますようお願い申し上げます。

東京医科大学病院　糖尿病・代謝・内分泌内科
主任教授　鈴木 亮

●糖尿病予防キャンペーン東日本地区 in 東京
「始めよう！ アフター・コロナへの糖尿病生活 キャンペーンサイト

※お問い合わせ先
　糖尿病・代謝・内分泌内科
　TEL 03-3342-6111（代）　内線：5904　担当：伊藤／岩村