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日本内科学会認定内科医、日本内科学会認定内科専門医
糖尿病専門医(日本糖尿病学会)
日本内分泌学会内分泌代謝科(内科)専門医
甲状腺専門医 (日本甲状腺学会)
糖尿病はありふれた疾患ですが、本態は複雑な全身性疾患であり適切な治療を行うには広範な専門知識と経験が要求されます。糖尿病患者数の急速な増大とその合併症による患者自身の損失のみならず社会的な損失も注目され、糖尿病専門医の不足が問題となっています。当科では、10年以上の臨床経験を有する指導医の診療グループの一員として診療に参加し臨床経験を積み、教授回診・症例検討会・研究会などを通じ糖尿病専門医に必要な知識を養成します。また、臨床・基礎研究を通じて学位取得も目指します。
内分泌疾患は甲状腺を除き比較的まれな疾患ではありますが、当院は都市型の大学病院であることから紹介等により内分泌疾患も集まりやすく、その臨床経験を通じて内分泌関連疾患にも対応できるスペシャリストの育成を目指しています。当科は平成18 年1 月に内科第三講座(第三内科)から診療科としての糖尿病・代謝・内分泌内科に分かれた経緯を有しますが、大学職員としては内科学第三講座の一員です。同様に内科学第三講座には診療科としてリウマチ・膠原病内科があり、現在でも医局・病棟とも共通です。それぞれの診療科の検討会にも自由に出入可能で、専門性の枠に止まらず幅広く内科疾患の経験を積むことも可能です。
東京医大病院での後期臨床研修3 年間は、月額20 万円が支給されます。そのほかに当直手当、超過勤務手当の支給を受けることが出来ます。
週1 日(半日ずつであれば2 回)の院外勤務が可能です。これに対する給与は勤務先から別途支給されます。
出向中の給与は、出向先の病院から支給されます。
健康保険、厚生年金、労災保険に加入します。
後期臨床研修4 年目以降(卒後6 年以降)の待遇に関しては、病院の規定に従います。
専門研修開始時には、日本内科学会、日本糖尿病学会、日本内分泌学会に入会していただきます。認定医、専門医の資格を取得する条件の一つとして学会加入年数が求められますので、なるべく早期の学会入会をお勧めします。
東京医科大学病院では指導医の主治医グループの一員として入院患者を受け持ち、診療に当たります。
毎週火曜日には教授回診、症例検討会を行います。毎週水曜日には症例検討会や抄読会・勉強会があります。第4週の火曜日には病棟安全集会に加え、内科第三講座全体の医局会・症例検討会などがあります。
3年間の後期研修期間のうち、1年程度は一般臨床内科医としての臨床経験を積むために関連病院での勤務を行っていただきます。希望があれば、他科研修も考慮します。最短で卒後6~7年目に糖尿病専門医を取得することができます。
希望があれば、国内および国外留学も考慮します。
基礎研究に興味のある方は大学院に進学し、学位取得を目指します。後期研修3年目前後で研究期間として病棟研修を離れて研究に専念していただくことがあります。