Washington D.C.にあるChildren's National Medical Centerに留学中の菅井です。

留学を開始してから半年程たちまして、再度寄稿する機会をいただきました。寄稿の話をいただいた際には、おかげさまで研究に打ち込める生活を送ることができているせいか、もう半年以上経ったのかと驚いたのが実感でした。季節も暑い夏が過ぎたと思えば、こちらの秋は短く、気が付くとすっかり冬模様です。一方で日本人史上初のNBAドラフト1巡目で地元Washington Wizardsに八村塁選手が指名されてデビューしたり、野球では地元Washington Nationalsがワールドシリーズを制覇したりと、まさに「スポーツの秋」という時期でした。私も仕事終わりに八村選手の本拠地デビュー戦の観戦に行きました。

研究の方はというともちろんうまくいかないこともありますが、behavioral testは順調に進んでおり、データも出揃ってきました。また並行しているプロジェクトや新たに開始する方向にあるプロジェクトもあり充実した日々を送らせていただいています。当面の目標としてはひとまず春前のNeuroscience Lab全体での発表を乗り切ることが最大の目標となります。30分間の英語での発表は初めてであり、それも大勢の神経分野のスペシャリストの前での発表ということで想像するだけで緊張しますが、留学してからこれまでの英語・研究の成果を出したいと考えています。また1月には一時帰国して研究状況を報告する機会をいただく予定となっています。これまでの研究を振り返る機会とし、更にブラッシュアップさせて、論文の執筆に繋げていきたいです。

振り返るとあっという間に時間は流れており、貴重な経験をさせていただいているこの時間を大切に過ごしていきたいと考えています。

写真１　ラボランチでワシントンD.C.にあるラーメン屋へ

写真２　八村塁選手の本拠地デビュー戦を観戦