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~海外学会報告~
2019.05.27 13:33
投稿者 : 医局
ご報告遅くなりましたが、2019年5月にフランス・リヨンで開催されました21st European Congress of Endocrinologyにおいて、当科・原先生、石川先生、谷古宇先生、諏訪内先生が演題発表してまいりました。谷古宇先生より、海外発表経験について寄稿いただきましたので、掲載します。
~海外学会発表を経験して~
2019年5月19-21日にフランスのリヨンで開催された21st Europian Congress of Endocrinology(ECE)に参加しましたのでご報告させて頂きます。私は社会人大学院に所属しており、研究テーマである"次世代シークエンスにより明らかとなったTPO新規変異"に関する発表を行って参りました。
入局後、糖尿病学会総会を含め糖尿病分野での発表は経験しておりましたが、内分泌分野での発表は経験がなく今回初めて登録をさせて頂きました。ポスターセッションでの発表では様々な質問を頂き、先天性甲状腺機能異常症に携わっておられる先生方が世界中にいらっしゃることに感動しました。初めての海外発表であったため、開始時間までは緊張でいっぱいでしたが、発表を終え振り返ると国境を越え研究内容を共有出来たことをとても嬉しく思います。発表後は今後の研究希望分野を聴講し、自身の今期JDS発表の内容と関連するポスターを見て、結果の相違点や参考文献を確認するなど充実した時間を過ごしました。
発表直前まで諏訪内先生方に発音チェックして頂いたのも良い思い出です。今後更に英語のspeakingを磨き、今回のような他国の医師の発表を聞く機会があれば積極的に議論を交わしたいと考えております。ECEに参加していた日本人医師は決して多くはなく、当科は研究内容を世界に発信していく力のある医局であると改めて感じました。海外学会での発表経験は貴重であると認識していますので、研究成果を発表する機会を与えて下さった医局の皆様に感謝し今後の糧とし精進したいと思います。
*1枚目:会場でePosterと谷古宇先生
*2枚目:最終日の打ち上げ、打ち解けた現地の先生方と一緒に
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