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第250回 日本神経学会 関東・甲信越地方会(2024/9/7)
佐々木 現斗
「腎細胞癌に対するニボルマブ治療により重症筋無力症を発症した74歳男性例」
免疫チェックポイント阻害薬を投与した後に眼瞼下垂と頸部の筋力低下が出現し、irAEによる重症筋無力症と筋炎の合併が疑われた。IVIg療法を先行し、PSLを少量から開始することでステロイドパルス療法による初期増悪なく経過し、良好な転帰をたどった。
第250回 日本神経学会 関東・甲信越地方会(2024/9/7)
宮城 佑衣
「リウマチ性髄膜炎とアミロイドアンギオパチーの合併が疑われた77歳男性例」
リウマチ性髄膜炎は頭部MRI・DWIにてくも膜下腔に高信号を呈する特徴的な画像所見があり、アミロイドアンギオパチーの所見と酷似する。それらの鑑別には、発熱などの全身症状の有無やリウマチ関連抗体を確認することが重要である。