研修医の先生方へのメッセージ

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東京医科大学 神経学分野にご興味のある研修医の先生方へ

専攻医 佐々木現斗(2022年卒 初期研修:町田市民病院)

 初めまして。東京医科大学病院脳神経内科専攻医1年目の佐々木と申します。この度は当科のホームページをご覧いただきありがとうございます。よければ最後まで読んでいってください。
 私は入局するまで東京医科大学とは全く繋がりがありませんでした。他大学出身であり、初期研修は東京医科大学と関連のない病院で行いました。都内で脳神経内科の医局を探し、いくつかの医局を見学した上で入局に至りました。
 当医局の最大の魅力は、幅広い神経疾患に満遍なく触れることができる点だと思います。脳血管障害、神経免疫疾患、変性疾患などバリエーション豊かな疾患の診療に携わることができます。それぞれの領域にエキスパートが在籍しており、日常的に近い距離でアドバイスをいただくことができ、日々臨床医としてスキルの向上を実感しています。
 最後に、この文章を読んで当医局に少しでも興味を持ってくださった方はお気軽に病院見学にいらしてください。他大学出身、関連でない研修病院からでもウェルカムです。心よりお待ちしております。


専攻医 宮城佑衣(2022年卒 初期研修:東京医科大学八王子医療センター)

 私は元々学生の頃から神経内科に興味を持っており、絶対神経内科に入局する!という気持ちで研修医1年目を迎えました。しかし、色々な診療科をローテしていると、正直、目移りしてしまうことがよくありました。それでも最終的に東京医科大学病院脳神経内科での専攻医を選んだ理由としては、医局員の先生方の雰囲気がアットホームで優しくかつ教育熱心であるという点、幅広い疾患を扱っており偏りがなく、飽きなさそうと思った点、そして何より、直接患者さんと話をして身体や道具を使って診察し診断をするという、医師としてのあるべき姿を目指したいと思ったからです。
 私は分院である東京医科大学八王子医療センターで初期研修を行ったのですが、脳卒中やてんかんなど救急対応を多く経験させていただいたり、病棟では20代から高齢者まで幅広く疾患を診ることができたりと、毎日楽しく診療に関わらせていただきました。現在は専攻医になり、新宿本院では珍しい神経疾患を経験し学問的な知識を得ることができる一方で、また分院で勤務する際にcommon diseaseを学ぶことができるため、神経内科医としても内科医としてもバランス良く成長できると思います。また当科では女性医師の妊娠・出産等ライフイベントに対しても、それぞれの意見を尊重して勤務形態を変えることも可能であり、働きやすい環境が整備されています。
 ぜひ気軽に病院見学に来ていただき、少しでも良さを知っていただけたら幸いです。お待ちしております!


専攻医 中村 環(2021年卒 臨床研修:戸田中央総合病院)

 私は市中病院で初期研修したのちに入局しました。
 もともと漠然と内科志望ではありましたが、脳神経内科について深く考えたことはありませんでした。しかしながら初期研修で神経診察や学問としての面白さに気が付き、一年目の冬頃にこの科を専攻する意思を固めました。
 入局の決め手としては、出身大学であったこともそうですが、なにより診療における空気感に魅力を感じたところが大きいです。この科の性質上、丁寧な身体診察や病歴聴取が診療の質に直結します。そういったプロセスを若手も含め全員で共有できること、それが自分にとって魅力的なものでした。実際、入局してからはそのような環境で学びを深められ、また自分の考えや意見も尊重してもらうこともできました。主任教授の赫先生をはじめ、上級医の先生方は教育熱心で親身になってくださります。
 教室の歴史自体はまだ日が浅いですが、これから若手が主体となって勢いをつけていくために、ぜひ入局をご検討いただければ幸いです。まずはお気軽に見学にお越しください。