初期研修医の先生方へのメッセージ

  • トップ
  •  › 
  • 脳神経内科医
  •  › 
  • 初期研修医の先生方へのメッセージ

東京医科大学 神経学分野にご興味のある初期研修医の先生方へ

後期研修医 大場俊輔(2018年卒 初期研修:東京医科大学病院)

 私は東京医科大学病院で2年間の初期研修を行い、その後、脳神経内科に入局しました。もともと学生の頃から神経学に興味があり、初期研修中も3か月間、脳神経内科での研修を希望しました。
 人体の中でも脳という臓器は未解明な部分が多く、それ故、脳神経内科領域ではいまだ発症原因や治療法が見つかっていない疾患が数多くあります。神経学は複雑でよくわからない、と敬遠されがちですが、この「わからない」ことこそが神経学の魅力です。なぜ発症するのか、なぜこのような症状を呈するのか。神経学はこれからの発展が期待できる領域ですので、生涯をかけて探求していく価値がある領域だと思います。
 脳神経内科が扱う疾患は、治癒が難しいことも少なくなく、そのため生涯にわたって医療介入が必要となる症例が多々あります。しかし、例え同じ疾患であっても、それぞれの患者さんの生活背景によって必要とする治療や社会資源は異なり、個々に応じた医療を提供していく必要があります。脳神経内科は、脳卒中のような超急性期の救命対応から、自宅に帰ったその後の生活まで、生涯にわたってそれぞれの患者さんがより良い人生を送るための手助けをしていく診療科なのです。急性期対応からリハビリテーション、在宅医療など多様な面から患者さんの人生を支えることができることも、脳神経内科の魅力のひとつだと感じています。
 学問としての神経学に興味がある方、脳神経内科医としての診療に興味がある方など、当科に興味のある初期研修医の先生方は是非とも一度、見学にいらしてください。お待ちしています。

後期研修医 古城 健(2018年卒 初期研修:東京医科大学病院)

 私は東京医科大学病院で2年間の初期研修を行い、2020年度より脳神経内科に入局しました。
 初期研修が始まったころには、外科よりは内科かな、という感じで過ごしていたのですが、1年目の冬に脳神経内科をラウンドし、脳卒中グループと変性グループで、それぞれ1ヶ月ずつ、診療に携わりました。脳卒中ではいわゆる急性期の対応を求められることが多く、判断力を培うのに良い機会となりました。一方、変性グループでは多発性硬化症、Parkinson病、筋ジストロフィー、重症筋無力症といった慢性期疾患を診るので、疾患との付き合い方を学び、患者さんの気持ちに寄り添い、自分自身が成長していける機会が数多くありました。いずれにしても、脳神経内科では、患者さんのライフスタイルに合わせた治療・生活介入を行うことが求められています。
 脳神経内科では、急性期、慢性期のどちらも学ぶことができ、日々充実した生活を築けます。神経診察は所見の取り方が難しく、抵抗がある方もいらっしゃるかと思います。また、画像検査だけでなく、筋電図や脳波など、特殊な検査もあります。しかしながら、当科では上級医に相談しやすい環境が整っており、とても熱心に指導してくれます。
 神経疾患に少しでも興味をもっていましたら、一度、見学に来てみてください。

後期研修医 木村亮之(2017年卒 初期研修:東京医科大学八王子医療センター)

 私は初期研修の2年間を東京医科大学八王子医療センターですごし、この度、母校の東京医科大学病院の脳神経内科に入局しました。
 脳神経内科と聞くと、「疾患が多岐に亘っていて、勉強しようにも何から始めればいいのかわからない」、「そもそも内容が難しい」、という印象があるかもしれません。しかしながら、脳卒中・てんかん・パーキンソン病・認知症といった専門的な診療以外に、内科に関する診療も多く、幅広く臨床経験を積むことができるのが、脳神経内科の魅力のひとつであると思います。また、昨今話題となっているiPS細胞を用いた治療法などの研究が進んでおり、今後、治療法や研究面において大きな発展が見込まれています。そのため、幅広い分野から自分の興味に合わせて専門や研究分野を決めることが出来るのも大きな魅力だと思います。
 入局してまだ日は浅いですが、日々学ぶことが多く、非常に充実した毎日を過ごしています。少しでもご興味のある方は、是非一度、見学にいらしてください。

後期研修医 秋庭 優樹 (2016年卒 初期研修 東京医科大学病院)

 私は東京医科大学病院で2年間初期研修を行いました。もともと内科系領域の入職志望でしたが、1年次の研修では志望科が決まらず、2年次の前半に脳神経内科をラウンドしたとき、入局を決意しました。
 脳神経内科は神経診察の習得のために多くの研修医がラウンドする一方、入局選びの際にはよく「難しくてよくわからない」・「疾患が治りづらい」と言われ、敬遠されがちな領域です。確かに難しい領域だと思います、しかし難しいからこそ生涯かけて学んでいける領域であり、勉強すればするほど面白さが実感できる領域だと思います。更に、治りづらいと言われていた脳神経領域ですが、ここ数十年で検査・治療法が大きく前進している診療科でもあります。また脳神経内科とひとくちに言っても、脳血管障害、変性疾患、脱髄疾患、末梢神経疾患、筋疾患、機能性疾患など、多岐にわたる疾患ジャンルがあります。
 当科の規模は大人数ではありませんが、上級医の先生方の専門領域はバラエティーに富んでおり、入局後には幅広い領域をまんべんなく学んだうえで自身のやりたい専攻を決めていけるのも大きな魅力の一つと考えています。加えて、多人数の診療科ではない分、非常にアットホームな雰囲気で教えていただけるので、職場選びに大事な要素が揃っていると思います。
 脳神経内科は「頭からつまさ先で診る診療科」ともいわれ、頭からつま先まで診るためには脳だけでなく全身の内科的知識を必要とします。専門性を持ちつつ一般の内科の勉強も併せて取り組んでいきたい、と考えていた僕にとってはぴったりな診療科と考えています。
 私はこのアットホームな雰囲気の医局のなかで一生懸命勉強し、患者さんの症状を生活レベルから見つめ、寄り添い、治療していける脳神経内科医を目指しています。
 興味を持ってくれた研修医・学生のみなさん、ぜひ見学にいらしてください。脳神経内科の興味深さ、当科の特色についてじっくりお話ししましょう。

後期研修医 長澤 早由美 (2016年卒 初期研修 東京医科大学八王子医療センター)

 私は東京医科大学八王子医療センターで初期研修を行い、3年次に東京医科大学病院脳神経内科に入局しました。初期研修の2年間では、内科医になりたいという漠然とした思いはありましたが、どの科に進むべきか悩む時期がありました。脳神経内科という分野は、画像検査や生理学的検査なども重要ですが、内科の中でも特に問診や身体診察を大切にする分野であると感じ、その部分に興味を持ちました。また、急性期疾患から慢性疾患まで幅広く学ぶことができる点にも魅力を感じました。
 入局してまだ間もない時期で、新しい環境に毎日新鮮な気持ちで勉強に励んでいますが、医局の雰囲気がとても温かく、上級医の先生方の熱心なご指導のもと、充実した日々を送っています。
 少しでも興味のある方は、是非一度見学にいらしてください。お待ちしています。