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脳神経内科専門医育成コース
脳神経内科専門医育成コースは、日本専門医機構が取り決めた受験資格が得られる最短の卒後7年目に、日本専門医機構脳神経内科専門医を取得することを目的としたプログラムです。脳神経内科専門医を取得するためには、内科専門医(日本内科学会認定医制度による資格認定試験に合格すること)であることが必須となります。内科専門医、脳神経内科専門医を取得するためには、日本専門医機構で決められた研修プログラムに準じて研修を行う必要があります。神経学分野では各個人の希望にそった研修プログラムをつくる方針でいます。
東京医科大学神経学分野は2013年7月に講座として開講し、東京医科大学病院(新宿)を中心に、東京医科大学八王子医療センター(八王子市)、東京医科大学茨城医療センター(稲敷郡)で高度な専門的医療を担う基幹病院として診療を行っています。東京医科大学病院では、入院は13階B病棟にベッド数 22床を有しており、外来は午前3診・午後1診体制として、一般脳神経内科外来および各種専門外来を開いています。また脳卒中センターを有しており、関連診療科と連携して24時間体制で診療を行っています。脳神経内科の領域は大きな変革の時期を迎えており、多くの疾患で病態の解明が進み、診断から治療に至るまで、より高い専門性が求められる時代となっております。本研修では、実際に外来・入院患者の診療に携わることにより、診断に至るプロセス、検査手技、治療法に対する理解を深め、患者さんから信頼される脳神経内科医を育成することを目標としています。
【週間スケジュール】 |
月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | |
午 前 |
9:00~ 病棟業務 (脳卒中カンファレンス) |
8:15~ 症例検討会 9:30~ 教授回診 |
9:00~ 病棟業務 (脳卒中カンファレンス) |
9:00~ 病棟業務 (脳卒中カンファレンス) |
8:15~ 症例検討会 9:00~ 病棟業務 |
(第1,3,5週) 9:00~ 病棟業務 |
午 後 |
13:00~ 病棟業務 |
14:00~ 神経生理検査 16:30~ 医局勉強会 |
13:00~ 病棟業務 |
13:00~ 病棟業務 |
13:00~ 病棟業務 |
脳神経内科専門医研修到達目標(日本神経学会)
専門医研修では以下の内容を身につけ、研修終了後には神経内科専門医取得可能となる。
① 神経内科専門医研修カリキュラムで定めた神経学的症候や病態の意味を正しく理解し、適切な神経学的所見をとることが出来る
② 神経生理、神経放射線、神経超音波、神経病理、神経遺伝学をはじめ、各種神経学的検査結果の意味・解釈や治療の内容を理解出来る。また神経内科専門医研修カリキュラムで定めた検査、治療、手技は自ら施行し、適切な判断を下すことが出来る。
③ 適切な確定診断を行い、治療計画を立案し適切な診療録を作成できる。神経内科専門医研修カリキュラムで定めた疾患については主治医として十分な診療経験を有している。
④ 診断・治療方針の決定困難な症例や神経内科救急をはじめ迅速な対応が必要な症例などにおいて、自科の専門医、他科の医師に適切にコンサルトを行い、適切な対応ができる。
⑤ メディカルスタッフと協調、協力する重要性を認識し、適切なチーム医療を実践できる。
⑥ 患者から学ぶ姿勢を持ち、患者と患者の周囲の者に対するメンタルケアの大切さを知り、実践できる。
⑦ 神経学的障害をもった患者の介護・管理上の要点を理解し、在宅医療を含めた社会復帰の計画を立案し、必要な書類を記載出来る。
⑧ 神経内科救急疾患における診察の仕方、処置の仕方について学び、実践できる。
⑨ 医療安全、倫理、個人情報保護の概念、医療経済について必要な知識を有する。
⑩ カリキュラムの修得度を定期的に自己評価するとともに、指導医の評価も受けつつ、自己研鑽を積み重ねる。
⑪ 神経内科専門医研修カリキュラムは、全項目中80%以上においてAもしくはBを満たす研修を積むことが出来るよう、自施設における習得が不十分な内容は、神経学会をはじめ関連学会の主催する教育講演、生涯教育講演、ハンズオンセミナーなどに積極的に出席し、学習する。
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1. 指導管理責任:赫 寛雄
2. 日本神経学会指導医:赫 寛雄、加藤陽久、井戸信博、日出山拓人、菊野宗明、相澤仁志、
増田眞之、田口丈士、上田優樹
3. 脳神経内科専門医:赫 寛雄、加藤陽久、井戸信博、日出山拓人、菊野宗明、山﨑 純、相澤仁志、
増田眞之、新井礼美、大澤江莉、田口丈士、上田優樹
4. 専門医以外の医師(専攻医を含む):秋庭優樹、木村亮之、古城 健、細谷早枝子、佐々木現斗、宮城佑衣
1~2年目
指導医・上級医による指導をうけながら、担当医として外来・入院診療の研鑽を積む。症例検討会を通じて脳神経内科の考え方や知識を学び、必要な診断方法や治療方針を習得していく。また、総回診や勉強会を通じて幅広い疾患に対する理解と経験を深める。検査業務については、指導の下に適切に施行出来るようにする。救急外来では、脳神経内科救急に対する処置について研鑚を積む。
指導医や上級医の指導の下、各種書類を適切に記載する。医療安全・医療倫理の講演会には積極的に出席する。
3~4年目
引き続き、指導医・上級医による指導をうけながら、担当医、主治医として外来・入院診療の研鑽を積む。脳神経内科症例検討会を通じて脳神経内科の考え方や知識を深め、診断方法や治療方針を習熟していく。総回診や勉強会を通じて幅広い疾患に対する理解と経験をさらに深める。基本的な疾患では適宜指導医・上級医に相談しながら一人で診療可能なレベル到達を目指す。検査業務についても基本的な内容は一人で施行出来ることを目標とする。救急外来では、脳神経内科救急に対する経験を深める。積極的に外来業務を行い、疾患の幅広い知識を身につけるとともに、引き続き疾患の縦断像を把握出来るよう努める。臨床研修医の上級医としての指導も行なう。指導医や上級医の指導の下、各種書類を適切に記載する。医療安全・医療倫理の講演会には積極的に出席する。
日本神経学会神経内科専門医として必要な知識と技量を習得したと認定されることを目標とします。
取得できる資格としては、日本内科学会内科専門医、日本内科学会総合内科専門医、日本神経学会神経内科専門医、日本脳卒中学会認定脳卒中専門医、日本認知症学会専門医、日本頭痛学会認定頭痛専門医などがあります。講師以上のスタッフを中心として、これらの資格取得に全面的に協力します。また当分野では、他の研究・教育施設と症例検討や共同研究を活発に行っており、症例や研究発表の機会を積極的に提供しています。
東京医科大学病院は、首都東京の中心に位置し、国内外から多彩な疾患を呈する患者さんが来院されます。当教室では、東京医科大学のミッションである「患者とともに歩む医療人を育てる」をモットーに、思いやりの心と優れた臨床能力を身につけた脳神経内科医を育成し、患者さんに最良の医療を提供することを第一の方針としております。当科で診療している疾患は、頭痛や認知症、てんかんなどの有病率の高い疾患から、パーキンソン病、脊髄小脳変性症、筋萎縮性側索硬化症、重症筋無力症、多発性硬化症などの神経難病、また脳卒中を代表とした救急疾患など、多岐に亘ることが特徴で、脳神経内科領域の疾患を偏りなく経験することができます。したがって、脳神経内科医が対応すべき疾患はほぼ網羅していると言っていいでしょう。週2回の症例検討会では、診断や治療方針を決定するだけでなく、各症例の病態を医局員全員で掘り下げます。脳卒中センターでは、脳神経外科などの関連診療科と連携して最新の治療を行います。
研修医や専攻医の先生方の知識の整理のために、勉強会を定期的に行っています。また、学会発表は早い時期から積極的に行ってもらっています。発表を通して各疾患の理解を深めることができると考えるからです。さらに臨床研究の一翼を担ってもらい、臨床研究の基礎を習得します。
専攻医の目標は、① 医療チームの一員として診療に携わること、② 全身を診ることができ、かつ神経疾患を診ることができる医師になること、③ 急性期から慢性期まで対応できる神経内科専門医になることです。個々の先生の個性に応じたフレキシブルな対応ができます。是非、我々の後期研修プログラムに参加してください。