教授あいさつ

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ご挨拶

主任教授

 東京医科大学腎臓内科学講座は大学病院の人工透析部より発展して、2000年に中尾俊之名誉教授を中心に発足した新しい診療科でしたが2013年6月に講座に昇格しました。東京医科大学の100年の歴史の中では比較的若いユニットで、実際に医局構成員のほとんどは30代前半までの若い医師です。近い将来に東京医科大学の内科学の一領域をしっかりと確立できるよう何事にも意欲的に取り組んでいます。

 腎臓内科領域は患者さんの症状や画像の所見があまりないので、診療そのものは地味な印象があります。しかし経過が非常に長く、その間にいろいろな合併症をおこすこと、また他の疾患の患者さんにも腎障害がおきたり、検査や治療によって腎機能が影響を受けることから、診療には非常に広い領域の知識と経験を必要とします。もちろん高血圧症、糖尿病、脂質異常症など症例の多い生活習慣病には専門家としての対応が可能になります。
ですから当科では腎臓内科医ではなく「内科医」としての意識を強く持って診療にあたっています。将来地域で一般医家を標榜するには最も適した専門診療科であると考えています。

腎臓内科主任教授 菅野義彦

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