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献体によるインプラント骨造成の臨床解剖学的研究会

報告者 : 米山

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平成29218日(土)、東京医科大学人体構造学分野解剖実習室にて厚労省委託事業「平成28年度実践的な手術手技向上研修事業」のもと「献体によるインプラント骨造成の臨床解剖学的研究会」と題し口腔外科学分野サージカルトレーニングが開催されました。
今回の実習参加者は公募にて募集し、全国より多くの応募がありましたが選考の上実習者6名および見学者5名の先生方にご参加頂きました。
 飽和食塩溶液固定法(SSS法)による4体のご献体を使用しました。

実習内容は下記の通りです
1) sinus liftに関連する解剖:上顎骨側壁、上顎洞の解剖 lateral window approachimplant埋入
 2) zygoma implantに関連する解剖:頬骨の解剖
 3)下顎implant埋入に関連する解剖:オトガイ孔、口底から舌下部の解剖、implant埋入
 4)口腔内の採骨に関連する解剖:オトガイ部、下顎枝前縁部の解剖、採骨
 5)口腔外の採骨に関連する解剖:腸骨、脛骨の解剖、採骨
 人体構造学分野の先生方のご協力の下、実習は滞りなく行われました。
また、本研修会は共催として国際医療財団および後援として日本顎顔面インプラント学会のご支援をいただき開催されました。

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