心臓血管外科

主任教授からの挨拶

心臓血管外科のホームページにお越しくださりありがとうございます。

2023年4月より主任教授を拝命致しました島原佑介と申します。
1957年に杉江三郎 教授が東京大学より着任され心臓血管外科講座が創設された後、高橋 雅俊 教授、古川 欽一 教授、石丸 新 教授、重松 宏 教授、荻野 均 教授と引き継がれ、私が7代目の主任教授となります。
私の専門分野は心臓胸部大血管手術であり、前任地である国立循環器病研究センターと2020年7月より赴任した本院において、数多くの手術を経験させていただきました。現在においても、より良質な心臓血管外科医になるべく研鑽を積んでおります。
私たちは循環器内科と強力なタッグを組み、さらには、他科・他職種と綿密に連携したチームで診療に取り組んでいます。さらに、東京都や周囲の病院と協力し、24時間365日体制で心臓血管疾患の救急医療拠点病院としての役割を遂行しています。大学病院の総合力を活かし、患者さん一人一人に適した質の高い手術・血管内治療・再生医療、そして術前術後管理を行うことにスタッフ一同尽力しています。
診療の質を高めるためにも、研究においては日常診療の成果をしっかりとまとめて解析を行い、また急速な発達を遂げている画像解析分野に力を入れています。また、大学病院の使命である医師の育成は重大な課題であり、プロフェッショナリズム (医師としての基本的価値観)を高いレベルで有する外科医の育成を最重要視しております。多忙な日常診療の中においても、しっかりとトレーニングできる教育プログラムを作成し、良質な心臓血管外科医を育成することに尽力していきます。
今後も大学病院としての社会的使命を果たすべく、チームスタッフと密に連携をとりながら、心臓血管外科を極められるよう共に研鑽し、成長を目指します。今後ともよろしくお願い申し上げます。

東京医科大学病院 心臓血管外科
主任教授 島原 佑介