2024年10月24日-26日にイタリアのミラノで開催されたEuropean Association For Osseointegration Joint Meeting（EAO 2024）に参加いたしました。EAOは、インプラント治療において重要なオッセオインテグレーションに関して科学的議論や情報交換、そして年々驚異的な早さで進歩するインプラント治療に伴い、新しい技術や製品を供給する場としてヨーロッパを中心に行なっている学術大会です。毎年、ヨーロッパの各地にて臨床医や研究者を含む60カ国以上から、インプラント治療を専門とする8,000人以上の参加者が集まります。今回、自分はインプラント周囲炎と骨免疫タンパクであるセマフォリンの発現との関連についての発表を行いました。全世界で最先端のインプラント技術に触れたことと、様々な目線での意見交換は、普段での臨床おいて更に自分のインプラント治療の技術と知識の向上の意欲となりました。

また、本場のイタリア料理やミラノ観光を楽しむことができ、リフレッシュの面でもとても充実した3日間となりました。

そして本学会が自身初の国際学会への参加および発表となり、今回の学会でも、インプラントに関する様々な講演や最新のマテリアルなど学ぶことができました。日々新しくなるインプラントに関する知識や技術を学ぶため、このような国際学会の重要性を改めて認識した次第です。今回も色々とサポート頂きました指導医の濱田勇人先生ならびに今回とても貴重な機会を頂いた本医局の先生方に心より御礼申し上げます。イタリアでの美味しい食事、素敵な景色を思い出しつつ、今回学ばせて頂いたことをまた今後に役立てて参る所存です。