2022年12月3日から4日の2日間、横浜で開催されたIBRA (International Bone Research Association) Basic-Intermediate/ Fellow Course Orthognathic Surgeryに参加しました。

このコースは顎矯正手術に関してこれまでの歴史から現在の治療コンセプトだけでなく、新たな知見にわたるまで幅広い講義、および手術手技に関してのハンズオンを2日間学ぶものです。これまでCOVID-19の影響でFace to Faceでのこのようなセミナーが少なかったので、新鮮でした。日本の顎矯正手術の第一人者の先生方だけでなく、ドイツの著名な先生からも直接指導頂き、ハンズオンでは普段の臨床の疑問点などを直接質問することもできて非常に勉強になりました。このコースはケースディスカッションがあり、参加者が持ち寄った症例を提示し、講師および参加者で治療方針に関して議論するセクションがありました。どの症例も普段治療方針に悩むものばかりでしたが、講師の先生方からの示唆に富む意見を聞くことができ、大変参考になりました。明日からの臨床に応用できるヒントも多く、有意義な2日間でした。