後期研修医の1週間

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とある後期研修医の1週間

Monday Tuesday Wednesday Thursday ・ Friday Saturday Sunday
8:00~ Mandell勉強会 終日外勤       終日自由
8:45~ カンファレンス 8:45~ カンファレンス 8:45~ カンファレンス 8:45~ カンファレンス
9:00~ 病棟業務 9:00~ 病棟業務 9:00~ 病棟業務 9:00~ 病棟業務
12:00~ 昼食・休憩 12:00~ 昼食・休憩 12:00~ 昼食・休憩  
13:00~ 病棟業務 13:00~ 外来陪席 13:00~ 病棟業務 13:00~ 自由時間
14:00~ 勉強会
14:30~ カンファレンス
      教授回診
17:00~ 医局会 17:00~ 自由時間
18:30~ 自由時間 18:30~ 大学院講義
20:00~ 自由時間

☆月曜日 : それは一週間の始まり。
8:00~ 臨床検査医学科と感染制御部が合同でMandellという感染症のバイブルの抄読会を行っています。アツい気持ちで医療にあたっておられる諸先輩方の知識、やる気、元気などをお裾分け頂きながら、自らも6週に一回程度資料を作って発表します。
8:45~ 当直医から土日の病棟の様子を申し送られ、いざ、病棟へ。血液製剤の投与を必要とするような患者さんのもとへ血液製剤をお届けに上がるわけです。優先順位を定め、その順に基本的には病棟担当全員で回診をします。目からウロコの症例だらけなのです。
12:00~ 病棟班で一緒に昼食に向かいます。他大学出身の私でも孤独など感じるはずもありません。
13:00~ 教授回診のプレゼンテーション準備を行います。一週間の山場なのです。
14:00~ 凝固系疾患、HIV感染症のトピックなどについて勉強会を行っています。
14:30~ 教授回診です。カンファレンス、回診は緊張します。勉強しないといけないですね。
17:00~ 医局会。全員集合し、近況、今後の予定、患者さんの状況などを報告しあいます。
18:30~ 自由時間です。事務的な仕事、実験、その他消化管のアルコール消毒や自宅の掃除・洗濯などに勤しんでおります。

☆火曜日 : 外勤に行ってきます。四国で生まれ育った私。未来の乗り物『新幹線』をすいすい乗りこなし、熱海まで通っています。隔週で当直をさせて頂いております。世のため、人のため、自分のために働いています。

☆水曜日 : 気づけば週の真ん中ではありませんか。
8:45~ 申し送りを行い、いざ病棟業務へ。地上16階の病棟からふと外を眺め、時々新宿を感じています。
12:00~ 病棟班で一緒に昼食に向かいます。教授とご一緒させて頂きながら世間話なども挟ませて頂くことも多々あります。
13:00~ 外来陪席業務。先輩の外来を横目に見つつ、検査オーダーや処方、血液製剤投与などを行います。気分は『門前の小僧』です。
18:30~ 大学院生としての講義があります。毎週ではないので、受けられない事のないようにはらはらしています。

☆木、金曜日 : 今日も楽しく頑張ります。
8:45~ 今日も病棟に一直線。必要があれば、時々実験の作業などをさせて頂いたりもしており、割とフレキシブルに後期研修医と大学院生の二足のわらじを履かせて頂いております。

☆土曜日 : 東京医大病院では第1、3、5土曜日の午前中は通常業務を行っています。当科も例外なく、午前中は普通に働いています。

さて、ここで勝手に自問自答してみましょう。

Q. おたくの後期研修医くんの大学当直はどんな感じなの?

A. 月に5~6回大学病院当直を行っています。一見多いような気がしますが、自科のみの当直なので、ほとんど呼び出しはありません。実際は当直の時に実験データをまとめたり、学会抄録を書いたり、勉強会資料を作ったり、来たるべき忘年会に向けてYoutubeでネタ探しをしたりしています。

Q. 医学生の6年間でかじりつつけた親のスネはもうぼろぼろ。かじる場所はもうありません。
 おたくの後期研修医くんは親からの援助なしに生きて行けるだけの稼ぎはあるの?

A. ご心配なく。四国出身の私の感覚からすると『東京で暮らすこと』=『お金のかかること』です。大学からの給料のみで生きていくのは難しいと思っていました。爪の垢に火をともし、電気代節約のために蛍を捕まえに行く(つまり本当の蛍狩り)覚悟で東京に来ました。嘘です。
 院内規定で、後期研修医は週に1日のアルバイトが認められています。私の場合は、週1日のアルバイトと毎月1回の土日の当直を医局から斡旋してもらっています。病院からの給料と、このアルバイトの収入で、余程のことが無い限りお金には困らないと思います。
 実際の手取り額は、見学にいらした方にそっとお知らせいたします。

Q. おたくの後期研修医くんに長期休暇は存在するの?

A. 当科は年休制をとっており、年間17日いつでも休暇を取ることが可能です。1週間以上連続でとることも、細切れでとることも自由です。その他、友人の結婚式にも残らず参加できています。

Q. 何だかんだ言っても大学病院でしょう。他大学出身者には風当たり強いんじゃないの?

A. 私は四国生まれで、四国のかなり蜜柑な大学を卒業しており、東京医大には縁もゆかりもありませんでしたが、初期研修医や他科の医師ともに仲良くさせて頂いており、自分が他学出身であったことを忘れてしまいがちです。大学全体がアットホームな雰囲気なので当科も例外ではありません。医局の先輩にも群馬大や信州大といった他学出身の先生がいらっしゃり、分け隔てないことはもちろん見分けもつきません。

Q. 東京に出るのはお金がかかる。住宅補助とかないの?

A. 後期研修医でも最初の1年間は研修医の寮に入居できます。寮は大学病院の敷地外にあり、自転車で5分ほどです。家賃は2万円と近隣の相場と比べて破格の値段で新宿に住むことが可能です。実際私も最初はここに入居し、研修医との輪を広げることで少しずつ人脈を拡大できましたし、独身の場合はむしろ一時期だけでも入寮することをお勧めします。

Q. 女性が働ける環境は整ってるの?

A. 男の僕が答えるのはナンセンスですが、子育てをされながら先端で働かれている、医師としてはもちろん母親としてもすばらしい先輩女性医師が医局に存在します。環境に関しては是非ご質問頂けたら幸いです。

⇒ とにかく一度医局にいらして、HIV感染症や血友病と戦う医師の姿をご覧ください