診療案内はこちら ⇒ 東京医科大学病院 臨床検査医学科 ホームページ
- トップ
- ›
- 医局員募集
- ›
- 後期研修医の1週間
Monday | Tuesday | Wednesday | Thursday | Friday | Saturday | Sunday |
8:00 感染症合同抄読会 |
||||||
8:45 カンファレンス |
8:45 カンファレンス |
8:45 カンファレンス |
8:30 外来陪席 |
8:45 カンファレンス |
8:45 カンファレンス |
free time! 時々...当直 |
9:00 病棟回診 |
9:00 病棟回診 |
9:00 病棟回診 |
9:00 病棟回診 |
9:00 病棟回診 |
||
12:00 昼食 |
12:00 昼食 |
12:00 昼食 |
12:30 昼食 |
12:00 昼食 |
||
13:00 カンファレンス 準備 |
13:00 病棟業務 |
13:00 自己血貯血 or 保健所 |
13:00 病棟業務 or 保健所 |
13:00 病棟業務 |
13:00 業務終了 |
|
14:00 科内勉強会 |
外勤 | |||||
14:30 教授回診 |
15:30 (保健所から 戻り) |
15:30 (保健所から 戻り) |
||||
17:00 医局会 |
18:30 大学院講義 |
17:00 業務終了 |
17:00 業務終了 |
|||
19:00 業務終了 |
19:00 業務終了 |
20:00 講義終了 |
||||
さて、後期研修医はどんな1週間を送っているのか、一緒に見ていきましょう!
月曜日 : 今週も頑張りましょう。今日が頑張りどころ!
8:00~ 感染症科との合同抄読会、感染症関連の論文などを持ち回りで読み合せます。2か月に1回くらいの頻度で順番が回ってきます。
8:45~ 土日の当直医から週末の申し送りを受け、入院患者さんの治療方針を共有していきます。
9:00~ さぁ、病棟回診です。温度板を確認し、その日の病棟医全員で回診、患者さんの診察を行います。診察は丁寧に。その後は検査やカルテ記載など、看護師さんとコミュニケーションを取りながら病棟業務。看護師さんからの情報は非常に重要です。病棟のスタッフの方々に支えられて日々、やらせて頂いています。そうそう、大学病院なので学生の指導も同時にしています。これも結構勉強になるのです。
12:00~ お昼です。午前を振り返りながらホッと一息。
13:00~ 午後のカンファレンス&教授回診に向けて準備です。主科の患者さんについて1週間の動向をまとめます。その他、難しい症例や相談したいぞ、ってことをまとめておくのです。
14:00~ カンファレンスの前に一勉強。最近のトピックや若手向け勉強会。毎回とても勉強になります。
14:30~ カンファレンス&病棟回診です。カンファレンスの進行や症例発表を行い、缶治療について話し合います。その後、病棟へ向かい、教授回診です。
17:00~ 1週間の行事確認や、病棟・外来・実験室からの連絡事項を確認です。議事録メモメモ。その後は外来患者さんの読み合せ。なるほど、外来ではこんな事を気にして診療しているんだな。
19:00~ だいたいこの時間にお仕事終了です。ふー。思い思いの方法で、明日への鋭気を養います。
火曜日 : 今日は午後外勤です。午前のうちに病棟は見ておかないと!
8:45~ 申し送りを受けて、方針確認。みんなで確認するので安心です。
9:00~ 病棟回診です。今日の検査、確認漏れはないでしょうか。
12:00~ お昼休憩。今日は昨日と違うメニューを食べます。
13:00~ 病棟業務したり、僭越ながら頂いた医局の仕事をこなしたりしちゃいます。
15:00~ 行ってきまーす。荒川区にある医院。ほんとに昭和からあるような老舗の医院で外来をやらせてもらっています。下町の情緒に浸りながら...。
19:00~ 帰ります!
水曜日 : 今日は週によって仕事が違います。気を付けます。
8:45~ 朝の申し送りからルーチンです。しっかり病棟業務をこなします。患者さんが熱発しました。鑑別は何を考えますか?
12:00~ 医局の先生方と気軽なひと時。意外な一面を垣間見たりします。
13:00~ 隔週で院内での自己血貯血と院外の保健所業務に行きます。自己血貯血は予定手術の患者さんが自分の血を術中輸血に備えて取っておくもので、その採血をします。輸血部の検査技師さんと絶妙なコンビネーションがものをいう仕事です。一方保健所業務は、保健所のHIV無料検査を実施する仕事です。結果説明や採血など、保健衛生の一端を担う独特の業務ですね。検査しないとおしおきよ!!
15:30~ 大体、自己血や保健所もこれくらいの時間に終わりますね。一息ついたら、病棟の確認して...。
18:30~ そう、社会人大学院生なんです、実は。これから講義です。久々の学生気分です。しっかり講義を聴講します。早く実験にも携わりたいですね。
20:00~ 講義終わって、今日は帰ります。
木曜日 : 週も後半。木曜日も週によって予定が違いますね。
8:30~ 外来陪席です。外来患者さんの採血データ確認や予約外患者さんのトリアージなど。主席の予約が混んでいるときは、予約外の患者さんの診察など。頑張って主席ができるようにならないとなぁ。陪席の時が、意外と主席の上級医に相談したり質問したりできて勉強になるんです。
12:30~ 陪席から一緒に教授とランチです。うちの科では教授とご飯食べててもフランクな会話が弾んじゃうんですよー。
13:00~ 木曜日も週によっては保健所です。昨日とは違うところで、木曜日のほうは外国人の人もたくさん来ます。Syphilis,negative.Chlamydia,negative....yeah, take care!
15:30~ 戻りましたー。病棟、大丈夫ですかね?
17:00~ 当直の先生に引き継いで業務は終了!After 5を使いこなします。
金曜日 : 花金です。
8:45~ 朝の申し送り。患者さんの退院のめどが立ってくると一安心。腰椎穿刺などの内科的処置は比較的多く自分もバシバシやらせてもらってます。
12:00~ 自分の腹が何腹か。病棟から降りるエレベーターで自問します。迷ったらAセットですね。
13:00~ この日は落ち着いて院内業務です。病棟が落ち着いている間にあれやこれややってしまおう!そうだ、この時間で、医局長に頼まれた「後期研修医の1週間」を作らなきゃ!
17:00~ 当直の先生に申し送りして、業務終了です。週によっては外病院の当直にLet's go! 患者さんを見守り、自分の生活を守るのです。
土曜日 : 今日は半ドン。1.3.5週が病院営業日なのです。
8:45~ 朝の申し送りカンファでは、週末のことも考えて確認です。点滴の抜けはないかしら。週明けの検査は計画されているかしら...。週末、患者さんも、当番の先生も、非番の先生もできるだけ穏やかな気持ちで過ごせるよう、頑張りましょう。
13:00~ 外来の先生も診療が終わるころ、楽しい週末に向かって三々五々、解き放たれます。一週間、お疲れまでした。
Q. おたくの後期研修医くんの大学当直はどんな感じなの?
A. 月に5~6回大学病院当直を行っています。一見多いような気がしますが、自科のみの当直なので、ほとんど呼び出しはありません。実際は当直の時に実験データをまとめたり、学会抄録を書いたり、勉強会資料を作ったり、来たるべき忘年会に向けてYoutubeでネタ探しをしたりしています。
Q. 医学生の6年間でかじりつつけた親のスネはもうぼろぼろ。かじる場所はもうありません。
おたくの後期研修医くんは親からの援助なしに生きて行けるだけの稼ぎはあるの?
A. ご心配なく。四国出身の私の感覚からすると『東京で暮らすこと』=『お金のかかること』です。大学からの給料のみで生きていくのは難しいと思っていました。爪の垢に火をともし、電気代節約のために蛍を捕まえに行く(つまり本当の蛍狩り)覚悟で東京に来ました。嘘です。
院内規定で、後期研修医は週に1日のアルバイトが認められています。私の場合は、週1日のアルバイトと毎月1回の土日の当直を医局から斡旋してもらっています。病院からの給料と、このアルバイトの収入で、余程のことが無い限りお金には困らないと思います。
実際の手取り額は、見学にいらした方にそっとお知らせいたします。
Q. おたくの後期研修医くんに長期休暇は存在するの?
A. 当科は年休制をとっており、年間17日いつでも休暇を取ることが可能です。1週間以上連続でとることも、細切れでとることも自由です。その他、友人の結婚式にも残らず参加できています。
Q. 何だかんだ言っても大学病院でしょう。他大学出身者には風当たり強いんじゃないの?
A. 私は四国生まれで、四国のかなり蜜柑な大学を卒業しており、東京医大には縁もゆかりもありませんでしたが、初期研修医や他科の医師ともに仲良くさせて頂いており、自分が他学出身であったことを忘れてしまいがちです。大学全体がアットホームな雰囲気なので当科も例外ではありません。医局の先輩にも群馬大や信州大といった他学出身の先生がいらっしゃり、分け隔てないことはもちろん見分けもつきません。
Q. 東京に出るのはお金がかかる。住宅補助とかないの?
A. 後期研修医でも最初の1年間は研修医の寮に入居できます。寮は大学病院の敷地外にあり、自転車で5分ほどです。家賃は2万円と近隣の相場と比べて破格の値段で新宿に住むことが可能です。実際私も最初はここに入居し、研修医との輪を広げることで少しずつ人脈を拡大できましたし、独身の場合はむしろ一時期だけでも入寮することをお勧めします。
Q. 女性が働ける環境は整ってるの?
A. 男の僕が答えるのはナンセンスですが、子育てをされながら先端で働かれている、医師としてはもちろん母親としてもすばらしい先輩女性医師が医局に存在します。環境に関しては是非ご質問頂けたら幸いです。