先輩からのメッセージ

山岸 哲也 先生

 以前から河合先生と一緒に診療と研究を共にしてきました。
 放射線画像の読影もできる内視鏡専門医で有ります。
 現在は、内視鏡のスクリーニングや大腸内視鏡治療を東京医大で行っております。
 楽しく、診療・研究ができる良い科ですので是非入局をお待ちしております

柳澤 京介 先生

 2005年に内視鏡センターに勤務した際には河合教授から経鼻内視鏡について直接指導を受け、その後も河合教授とともに胃癌の早期発見を目標に内視鏡検査に取り組んでおります。
 負担の少ない内視鏡治療の適応になるようなできるだけ早期の胃癌を見つけ出すことで、内視鏡検査を受けて頂く患者様に河合教授と貢献していきたいと思っております。

高橋 孝慈 先生

 普段は、開業医の院長をしながら、週に1度東京医大で内視鏡検査と臨床研究の勉強をしています。
 現在、大学院生3年目として学位取得を目指して通学しています。
 統計、研究デザイン、論文の読み方などを一から指導医の先生に教えてもらいながら学位論文掲載を目指しております。
 社会人をしながら大学院の通学を考えている方、臨床研究や統計を一から勉強したい方に消化器内視鏡学の大学院はおすすめです。

岩田 英里 先生

 女性医師にとって自身のキャリアと結婚・出産のバランスはとても悩ましい問題であり、特に救急疾患が多く病棟からの呼び出しも多い消化器内科では働き方への悩みを抱えている女性の先生は多いと思います。
私自身も初期研修・後期研修と救急受け入れの多い病院でずっと働いてきましたが、当時はこのまま臨床の第一線で診療を続けていくのだろう、やっていけるはずだと考えておりました。医師9年目で出産をし、育休を経て、10年目で復帰し、病棟・外来・検査業務を行いましたが、子供が頻繁に発熱し業務を休まざるを得ないことが多々ありました。当直や当番は免除され、上司の先生方も定時で上がれるように配慮して下さっていましたが、後輩や周囲の先生方に迷惑をかけている気後れと、また限られた時間で業務をこなさなければいけないというプレッシャーで余裕がなくなり、段々と精神的に追い詰められていきました。以前のような働き方ができなくなり、もう医者として働くことも諦めなければいけないだろうかと思う時もありました。そんな折に河合先生にご相談させていただく機会があり、2020年度より東京医大で勤務させていただくこととなりました。
 河合先生からは子供の成長に合わせた働き方が選択できることをお話しいただきました。現在病棟業務はせずに検査・検診業務をしておりますが、時間的・精神的な余裕が生まれました。ゆっくりと一つ一つの検査に向き合うことができ、子供とも余裕をもって関わることができます。また2020年度はコロナ禍で検査件数が減ったことも重なり、研究に費やす時間も多くなりました。データの整理や統計解析、文献検索など今まで触れてこなかった分野に触れることができ、新しい課題と格闘する日々を過ごしています。
本学では、多様性のある大学づくりを積極的に推進するため、平成28年10月11日にダイバーシティ推進本部を開設し、多様な属性を持った人材が本学の人的資源として活躍できるような支援を行う組織として、ダイバーシティの推進を目指しております。
 女性だけではなく、男性も様々な事情により働き方を再考することもあると思います。様々な働き方を選択できるということは仕事を続けていく上で大きな安心材料となり、肉体的・精神的な余裕にも繋がっていきます。多様性を受け入れる本学で自分にあった働き方を一緒に探していきましょう。

濵田 麻梨子 先生

 皆さん、初めまして。濵田麻梨子と申します。私は他大学出身で、医師8年目から東京医科大学に入局致しました。
 内視鏡センターでは、食道癌や胃癌の診断や内視鏡治療の適応の判断、ヘリコバクタピロリ感染症の評価、大腸ポリープの治療など内視鏡検査による診断・治療を行っています。また月に一度、抄読会を行い知見を深めたり、消化器内科消化管チームのカンファレンスに参加して内視鏡治療前後の病変の評価を視覚的、病理学的に学び癌を見逃さないためのスキルを養うこともできます。
 現在は内視鏡検査や健診センターでの勤務を行いながら、研究や論文執筆を始めました。どちらも初めてで、右も左もわからない状況からのスタートでしたが、河合教授をはじめとする内視鏡センターの先生方に論理的な考え方や統計解析、結果の解釈など細やかにご指導いただきながら、研究をすすめております。以前は直接患者さんの診療にあたることを中心に行ってきましたが、臨床の現場で得た課題や疑問を研究し、将来の診断や治療の一助になることを願って研鑽を重ねたいと考えています。
 興味を持ってくださった先生方の御入局をお待ちしております。

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