初期研修を終えて

2019.07.18 14:37

カテゴリ：本院

私は全身管理を学びたいと考え、口腔外科が学べる東京医科大学での初期研修を選択しました。

最初の頃は緊張する日々でしたが、あっというまに感じてしまうほど、毎日が新しいことの連続で、中身の濃い研修内容でした。

外来では主に初診を担当しましたが、問診をする中で、患者さんの背景や既往歴、現病歴を正確に把握する力を身につけることができました。

また診断に至るまでの診察、検査の大切さを知り、患者さんにあった治療計画を考えていく中で、自分の知識不足を痛感したこともありました。

そして色々な専門外来を回ることで、口腔外科の幅広い診療内容を知ることができ、更なる勉強への意欲にも繋がりました。

病棟業務では分からないことだらけで最初の頃は大変な日々が続きましたが、毎日患者さん診察をする中で全身管理を学ぶことができました。

また医科との連携の大切さや薬物についての理解を深めることができました。

指導医の先生方には多大なご迷惑をおかけしつつも、優しく、時に厳しくご指導していただき本当にありがとうございます。

また4月のオリエンテーションを通して同期の医科の研修医と知り合えたことは私の貴重な財産です。

その同期の友人から、他科の実状や研修内容などを知り、新鮮な情報を共有することができました。

同期および先生方に恵まれ、１年間東京医科大で研修できたことは将来の糧になると確信しております。

来年度から東京医科大学茨城医療センターに配属予定ですが、より多くの症例を経験して精進していきたいです。