先輩からのメッセージ

中島 悠希(なかじま ゆうき)フェロー(医師7年目)

入局のきっかけを教えてください

私は東京医科大学医学部を卒業後、分院の八王子医療センターで初期研修を修了したのち、当教室に入局しました。
循環器内科を自身の専門として選択した理由は、初期研修で循環器内科をラウンドした際に、カテーテルインターベンションや重症心不全患者さんの全身管理といった集中治療から動脈硬化の予防や心臓リハビリなどの内科的管理まで幅広く診療できる部分にやりがいを感じたからです。そして、初期研修を行った病院には当教室の出身の先生方が多く、そこで出会った先生方の診療能力の高さや手技の華麗さに憧れ、母校でもある当教室の門をたたきました。

現在の仕事内容を教えてください。

私はサブスペシャリティーとしてカテーテルインターベンションを専攻しています。冠動脈・末梢血管インターベンションの入院症例をメインで受け持ち、上級医の指導のもと、術者として参加し基本手技を一から学んでいます。また、循環器内科当直(CCU当直)を月2回行っており、夜間休日の循環器救急対応とCCU管理を学んでいます。毎日たくさんの患者さんが入院してきますので決して楽ではありませんが、日々自分の能力が上がっていることを実感できるため、忙しくも充実した日々を送っています。最近日本内科学会専門医を取得しました。現在は日本循環器専門医取得と心血管カテーテル学会専門医取得に向けて経験を重ねております。専門医取得に関しても、当教室では一人の研修医・専攻医に対して一人の指導医がつき、きめの細かい指導・評価をもらえます。

実際の生活について教えてください。

病院近隣の職員寮に住んでいます。西新宿という都会にありながら低価格で借りられるので大変助かっています。部屋も清潔で一人暮らしをするには全く問題ありません。経済面では病院からの給与に加え、外勤先(週1回午前・午後)からの給与があります。また、希望すれば教室で管理している近隣施設の当直を斡旋してもらえますので、生活費に困ることはありません。さらに当院は夜間休日も循環器内科専任当直がおり、病棟急変などに対応しています。従って勤務時間外に呼び出されることはほとんどありません。オンオフが明確で自分のプライベートの時間を大切にできると思います。

当教室での研修を検討されている後輩のみなさまへ

当教室は循環器の全ての分野において専門医・指導医が在籍していますので、どのサブスペシャリティーを選択しても、充実した研修ができると思います。また医師数も(市中病院に比べれば)多いので、過度な当直負担もありません。新宿という立地もあり、プライベートも充実すると思います。建設間もない現病院の清廉な環境で仕事をすることができます。是非一度、見学にいらしてください。一緒に循環器診療をやりましょう。

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