Debriefing

7月24日(月)英語でしゃべらナースを開催致しました

投稿者 : 阿部幸恵

阿部幸恵

カテゴリ : 開催記録

1回 英語でしゃべらNurse      Operation "May I help you?"    2017724

                                  「どうしましたか?」作戦

 

シミュレーションセンターの英語でしゃべらNurseの一環として今回は外来部の看護師の方々の協力を得て、Operation "May I help you?"―「どうしましたか?」というプログラムを作り、50人近くのNurseが参加されました。

今回のcourseの目標は

[ 外国人患者様との壁を崩し、国際認証された医療機関でのstaffとして患者対応が出来るようになる。]で、

課題はIntroduction courseとして

1.    壁を築かない・・・・・・・・・第一印象が大事! 勇気を出して、いつもの笑顔で「May      I help you?...Triageは出会った瞬間から始まる!

2.    何はともあれABCD(BLS)・・言語の違いの前に5感を使って5秒でABCD評価

3.    状況を把握できる・・・・・・英語でよく使われる言葉、言い回しを聞いて状況・緊急性を把握し受診科を判断する。

4.    受診条件・状況を説明できる・診療中止の科、選定療養費の説明をしたうえで受診の有無を確認する。簡単で、しかし丁寧に。

でした。

夜間の救急外来でよくある場面で多くのNurseが戸惑う[外国からの患者対応]について、先ずは笑顔で「May I help you?」と最初の一歩を踏み出しましょうと始まり、具体的な言葉の言いまわし、発音の仕方などを含め、実際に全員が喋ってpracticeを重ねたりしてactiveで楽しいものになりました。

このsessionでは皆さんが「May I help you?」のフレーズを覚え、英語でTriageを始めることが出来るようになり、その他にも

Where is your pain?....どこに痛みがあるのですか?

What is the type of your pain?....どの様な痛みですか?

と会話を進めて,診療中止中の科がある場合にも

We are sorry but the department of ____ is closed.....申し訳ありません、____科の診療は中止しております。

と対応し、

 ・Thank you. Please register at the desk. We will get back with you....ありがとうございます。では受付で手続きをして下さい。

 ・Then Please try to find an another hospital or come back during the day time between 8am and 3pm. Please take care....それでは他の病院をお探しになるか、日中の朝8時から午後3時の間にいらして下さい。お大事に。

と御案内をする為に必要な会話もマスター出来ました。

ボーナスで、毎回少しずつMedical terminology ( 医学用語 )も学ぼう! と、今回は

_____IT IS      _____炎、又は、_____ に炎症のある状態  

について学びました。

最後の質疑応答では沢山の手が挙がり、多くの方々が普段から迷っていらっしゃるようで、具体的な質問や更なる展開の仕方について続けて学習したいという声を頂きました。

今後も引き続き医学英語の学習も含めたプログラムを皆様のリクエストに耳を傾けながら作り、楽しく体験・学習をして頂けたら良いと思います。

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