第24回阿部塾を開催致しました
2016.09.01 20:12
投稿者 : 阿部幸恵
カテゴリ : 開催記録
今回は他学の学生も含めた4名の学生と見学の教員2名の参加で行いました。
まず始まりに糖尿病と虚血性心疾患に関する国家試験問題を解き、次にⅡ.型糖尿病でインスリン導入目的で入院中の患者をケースを提示し、予測すること、観察項目を考えてもらいました。
今回は、机上のシミュレーションで行っていますので、観察項目が出た段階で、観察結果が提示されました。
その観察結果に基づいて、今、観察した患者さんの病態関・治療・看護を図にして全貌を把握する学びを行いました。Caseを通して、国家試験で重要となる知識は再確認できるように展開しました。
Case-1
藤さんが外泊から病棟に帰ってきたところ、「調子が悪い」と訴えてきました。
この状況から予測できることを挙げて問診・観察の項目を考えていきました。
高血糖?―ケトアシドーシス・高血糖高浸透圧症の可能性
低血糖?―症状とケアー
感染?―症状と観察ポイント
症状を暗記するだけでなく、何故そうなるのか機序・関連を考えて看護に繋がるアセスメントが出来る様に病態関連図を作成しながら考えていきました。
Case-2
藤さんが「胸のあたりがすっきりしない」と訴えました。
予測することを考え、緊急性の有無、どう対応すればよいのかを心筋梗塞の病態関連図を見ながら考え、アセスメントしていきました。
更に心臓カテーテル後の観察項目・看護を予想される合併症に基づいて考えました。
最後にもう1度、最初と同じ国家試験問題を解いて終わりました。
- 阿部幸恵さんの記事を読む
- |
- 閲覧 ()