研究内容(進行中)

現在進行中の研究

血液疾患登録
PNHレジストリ(発作性夜間ヘモグロビン尿症患者登録)
初発時よりダサチニブが投与され分子遺伝学的完全寛解を2年間以上維持した慢性期の成人慢性骨髄性白血病症例に対する薬剤中止試験(D-STOP216試験)
JALSG参加施設において新規に発症した全AML、全MDS、全CMML症例に対して施行された治療方法と患者側因子が5年生存率に及ぼす影響を検討する観察研究(前向き臨床観察研究)-JALSG AML/MDS/CMML Clinical Observational Study (JALSG-CS)-17-
急性骨髄性白血病を対象としたクリニカルシーケンスの実行可能性に関する研究 (JALSG CS-17-Molecular)
東京医科大学病院における造血細胞移植成績に関する研究
「前向き観察研究に登録された骨髄異形成症候群における、 同種移植までの橋渡し治療と移植成績の検討」JALSG AML/MDS/CMML Clinical Observational Study (JALSG-CS)-11-MDS-SCT-
慢性骨髄性白血病患者に対するチロシンキナーゼ阻害薬中止後の無治療寛解維持を検討する日本国内多施設共同観察研究 Multi-Institutional Collaborative Study for Estimating the Persistence of Treatment Free Remission in Chronic Myeloid Leukemia after Stopping Tyrosine Kinase Inhibitor in Japan: J-SKI (Japan Stop TKI study)
東京医科大学病院における多発性骨髄腫患者の後方視的研究
慢性骨髄性白血病患者のチロシンキナーゼ阻害薬中止後における無治療寛解の維持機構解明を目指した変異BCR-ABLと宿主免疫応答の解析 [J-SKI付随研究1]
慢性骨髄性白血病患者患者を対象としたチロシンキナーゼ阻害剤が与える影響の調査
東京医科大学病院における悪性リンパ腫患者の後方視的研究
同種造血幹細胞移植後のサイトメガロウイルス感染予防に関する多施設共同後方視研究
日本における真性多血症および本態性血小板血症患者の臨床像、生命予後およびイベントリスクに関する多施設後方視的研究
造血器腫瘍患者の遺伝子解析による発症機序解明研究
「再発・治療抵抗性の造血器悪性腫瘍患者を対象とする、Nivolumab単剤療法の安全性・有効性を検討する多施設共同第Ⅱ相臨床試験」に附随するバイオマーカーの探索研究
非重症再生不良性貧血に対するシクロスポリン療法の有用性に関する検討-W-JHS AA01-
日本における骨髄増殖性腫瘍の予後に関する大規模多施設前向き観察研究
慢性骨髄性白血病患者を対象としたSARS-CoV-2ワクチン接種後のIgG抗体獲得についての前向き観察研究
高齢者急性骨髄性白血病における遺伝子異常と予後の関連に関する研究(JALSG GML219-Molecular)
日本における血液疾患患者を対象とするCOVID-19罹患状況、 予後に関する横断研究
キザルチニブの投与を予定している同種造血幹細胞移植可能なFLT3-ITD変異陽性の再発又は難治性急性骨髄性白血病患者の多施設共同前方視的観察研究
日本における骨髄腫関連疾患の予後に関する大規模多施設前向き観察研究 II
造血器腫瘍を対象とするMRI-DWIBSの有用性の検討
無菌室における長期療養患者の心理面におけるペット型ロボット(aibo)の支援効果の検証
ポラツズマブ ベドチンによる再発/難治性びまん性大細胞型B細胞リンパ腫の後方視的治療効果検討

研究室

Pick Up

骨髄増殖性腫瘍の病態解明と新規治療法の開発

無菌室における長期療養患者の心理面におけるペット型ロボット(aibo)の支援効果の検証

AI時代における新たな取り組み 〜東京医科大学病院 血液内科病棟の無菌エリアでは、aiboが活躍しています〜

 がん患者さんの長期的な心理面でのサポートも医療の重要な役割です。入院中の動物介在療法がリラックス効果をもたらすという報告が複数あり、セラピードッグを導入している施設も多くなっていますが、血液内科で入院されるような患者さんは免疫能の低下と感染予防の観点から、動物介在療法の導入は困難です。
 実際の犬のように、「もふもふ」っとはしていません(ツルッとしています)が、ペット型ロボットであるaiboが「無菌室」という閉鎖的な空間での長期療養を必要とする患者さんと生活し、サポートしています。

室内のお散歩やラジオ体操を一緒にすることで体を動かし、手洗いうがいも促してくれます。なでると喜びます。

※市販のaibo(ERS-1000)は、ユーザーの同意のもと撮影した写真をクラウド上に保存しスマートフォンやPCで閲覧する機能がありますが、本研究では被験者の個人情報の扱いに留意し、撮影機能を停止しています。また、データは研究分担者が研究上の分析にのみ用います。

※aiboはソニー株式会社の商標です。

※患者さんのストレス軽減の有無について、定期的なアンケートと唾液・血液検査を行っています(院内医学倫理審査委員会承認番号 T2019-0172)。

※ソニーのホームページでも当科の取り組みが紹介されました

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