お知らせ

「Fatal Ostial Spasm of a Right Internal Thoracic Artery Graft 13 Years After CABG」(中山知章 助教)が JACC Cardiovascular Interventions に掲載されました。 2026.09.03

当教室の中山知章助教が、冠動脈バイパス術(RITA-LAD RITA-RA-HL-OM)から13年後に右内胸動脈グラフトの攣縮を認めた症例を報告しました(JACC Cardiovascular Interventions)。

症例は70歳台後半の男性。冠動脈バイパス術の他、胸部大動脈瘤に対する人工血管置換術+ステントグラフト、上行大動脈3分岐に対する再建術後の背景があります。Unprotectの右冠動脈高度狭窄によるNSTEMIを発症されたため、右橈骨動脈アプローチで経皮的冠動脈インターベンションを行った際、胸痛と前胸部誘導でのST上昇が出現し、心停止に至りました。VA-ECMO導入後に右内胸動脈グラフトを再造影したところ、入口部に高度狭窄を認めましたが、冠動脈内ニトログリセリン投与により速やかに消失しました。血管内超音波所見では解離や血栓を認めず、右内胸動脈グラフト攣縮と診断しました。

内胸動脈グラフト攣縮は通常バイパス術周術期に問題となり、術後長期間を経て発症することは極めて稀です。本症例は、術後から長期間経過した症例においても内胸動脈グラフト攣縮が生じ得ること、特に人工血管置換後の複雑血管解剖を有する症例でのカテーテル操作時には注意が必要であることを示しています

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是非ご一読ください。

https://www.jacc.org/doi/10.1016/j.jcin.2026.04.048

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