当教室発 最近の研究論文 ③ Pullback Pressure Gradient（池田 和正 医師） 2025.12.04

Impact of Pullback Pressure Gradient on Clinical Outcomes after Percutaneous Coronary Interventions

池田和正医師（Cardiovascular Center Aalst, AZ Sint-Jan OLVR Hospital, ベルギー 留学中）

池田医師は Pullback Pressure Gradient（PPG）という新しい指標を用いて経皮的冠動脈形成術（PCI）後冠血流予備比（FFR） 改善の程度を予測し、改善不良群の標的血管事故（TVF） が有意に高かったことを示しました。論文では PPG が PCI 後リスク層別化及び予後予測に有用であることを報告しています。本論文は過日開催された TCT2025 において Best Global Research in Coronary Imaging and Physiology sessionでの発表直後に Circulation Cardiovascular Interventionsに掲載されました。

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