

2025年3月13日に定例木曜カンファランスが開催されました。
今回は他施設から3症例の発表がありましたが、いずれも興味深く勉強になる症例でした。当施設からは、コメンテータとして松生真貴子医師(当教室専攻医)が参加しました。
また会の最後に2024年中発表演題に対する最優秀賞・優秀賞の授与式が行われました。最優秀賞には山崎天恵医師(当教室後期研修医)がプレゼンテーションした「冠動脈3枝病変を認めた若年男性の一例」が選出されました。演題は、若年びまん性冠動脈狭窄症例の鑑別において、希少疾患である中性脂肪蓄積心筋血管症を念頭に置く必要性を強調した内容です。昨今話題となっている同疾患について、実際の症例を中心に丁寧に経過をまとめた努力が審査員から高く評価されました。
「木曜カンファレンス」は都内有名循環器施設が月1回木曜日夜に集まり、実際の症例を元に様々なディスカッションをする会で、30年以上の歴史があります。若手医師達における症例発表の登竜門となっており、当教室からもこれまでたくさんの若手医師が症例発表をしてきました。時には参加者からの厳しい質疑が投げかけられる会として知られています。そのような研究会で最優秀賞を獲得した山崎先生、おめでとうございます!
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