AHA 2024(11月15-18日、Chicago)に参加して参りましたので報告いたします。
ご存知のように、American Heart Association Scientific Session は循環器診療指針に大きな影響を与える学術集会であり、世界中から様々な領域の専門家が集まります。
今回私は、「急性心不全患者における尿中アルブミンの早期変化や予後予測能、エプレレノン投与による変化についての研究」を発表いたしました。会場では各所で活発なディスカッションが行われており、私のセッションにおいても積極的な意見交換があり大変勉強になりました。国内学会では味わえない規模の大きさや、多様性・新規性に富んだ研究内容、プレゼンテーションやディスカッションのレベルの高さに刺激を受けました。また、海外の循環器内科医、研究者とのコミュニケーションにより自分自身の課題も見つけることができました。
国際学会への参加や発表はモチベーションの向上につながります。若手医局員にも積極的に参加を勧めたいと思います。2024年に開催されるメジャーな国際学会はこれが最後となりますが、今回の学会で得られたことを、日々の診療や研究に生かし、来年度の学会に向け更なる努力を積んで行きたいです。
*当教室から、小菅寿徳准准教授、中野知紗准教授、中野宏己助教も参加いたしました。
記載:手塚絢子
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