当教室フェローの笠原智大医師(2017年卒)がこの度経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)指導医(SAPIENシリーズ)を取得しました。笠原医師は当教室でカテーテルインターベンションを専攻している中堅医師です。TAVI、経皮的僧帽弁接合不全修復術、左心耳閉鎖術、卵円孔閉鎖術などの構造的心疾患治療全般に積極的に参加し、当院のチームに参加約3年での指導医取得となりました。当院の指導医は内科の小松一貴医師、山下淳医師、外科の島原佑介主任教授に続き4人目の取得となります。
当院は2020年年秋にTVAIを開始して間もなく通算200症例に達します。今年中に上位施設であるTAVR指導施設への申請を行う予定としております。すでに大腿動脈アプローチ以外のalternativeアプローチもすべて実施可能となっております。また人工弁機能不全に対するTAVI(TAV in SAVやTAV in TAV)に関しても申請条件を満たしました。今後順調に指導施設に昇格すれば、維持透析患者さんに対するTAVIも可能となります。
当教室では若手・中堅医師の専門医・実施医取得を全力でサポートしています。熱意を持って専門的治療に参加する医師に対しては経験年数にかかわらず、条件を満たし次第資格を取得できる体制をとっています。SHDインターベンションに限らず、カテーテルインターベンション全般に興味がある初期・後期研修医、またさらなる専門性を求める若手・中堅循環器内科医の方の見学を随時受け入れております。興味ある方はぜひ下記までご連絡ください。
お問い合わせ: 小林正武(医局長) E-mail: mkoba12@tokyo-med.ac.jp
Copyright © Center for Research Administration and Innovation,
Tokyo Medical University. All rights Reserved.