当教室の山下淳准教授が慢性肺血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)における肺動脈バルーン形成術(BPA)指導医を取得しました。
BPAはCTEPHに対する非侵襲的治療として近年本邦のみならず、世界的に急速に普及している治療です。日本循環器学会が認定するBPA指導医は500セッション以上の経験数を求められます。2024年現在全国で10数名の医師しか認定されておらず、取得のハードルが大変高い資格となっております。当院では近隣他施設に先駆けて2015年からBPAを開始しました。これまで経験したセッション数は昨年500セッションを超えました。
【ご近隣の医療機関のみなさま】
肺高血圧症(特に慢性血栓塞栓性肺高血圧症 CTEPH)に関する専門外来を開設しております。疑わしい患者さまは是非ご紹介ください。
毎週金曜日午後 肺血管外来(循環器内科外来内) 担当医 山下准教授https://hospinfo.tokyo-med.ac.jp/iryo/renkei/shokai.html
【当教室における肺高血圧診療にご興味をお持ちの学生/若手・中堅医師のみなさま】
当教室では引き続きハートチームとして肺高血圧症(特に慢性血栓塞栓性肺高血圧症 CTEPH)に対するカテーテル治療(BPA)と外科治療(血栓内膜摘除)に積極的に取り組んでいきます。同領域に関心のある医学生・初期/後期研修医のみなさまの手技見学を随時受け入れております。さらに、チームに参加していただける若手・中堅医師も随時募集しております(心エコーを含む)。またBPA指導医の下で手技を経験することでBPA実施医の取得が可能となります。
お問い合わせ: 小林正武(医局長) E-mail: mkoba12@tokyo-med.ac.jp
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