笠原智大 臨床研究医（医師7年目）がTAVI（TAVR）実施医を取得 2023.05.22

当院では2020年７月から重症大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル的大動脈弁置換術:TAVI（TAVR）を開始し、これまでに１２０件を超える症例を経験しました。

実際に独立して術者として手技を行うのはTAVR関連学会協議会が認定する資格を取得する必要があります。当院では循環器内科に小松一貴助教（指導医）、山下淳講師（実施医）、心臓血管外科に島原佑介主任教授（指導医）、神谷健太郎講師（指導医）が有資格者でした。笠原智大臨床研究医は当学卒で、医師7年目になります。都内の臨床研修指定病院で研鑽を積み、2021年に当院に帰院、カテーテルインターベンションを専攻しています。その中でも心構造に対するSHDインターベンションに積極的の取り組み、TAVIチーム参加後１年という短期間での実施医取得となりました。

当院では若手医師の専門医、実施医などの取得を積極的に進めています。熱意を持って専門的治療に参加する者に対しては経験年数にかかわらず、条件を満たし次第資格を取得できる体制をとっています。SHDインターベンションに限らず、カテーテル治療全般に興味がある初期、後期の研修医、より専門性を求める若手循環器内科医の方の見学は随時行っております。興味ある方はぜひご連絡ください。

 

【当教室におけるSHD診療にご興味をお持ちの学生/若手・中堅医師のみなさま】

当教室では引き続きハートチームとして心構造疾患に対するカテーテル治療（SHDインターベンション）に積極的に取り組んでいきます。また、構造的心疾患領域に関心のある医学生・初期/後期研修医のみなさまの手技見学を随時受け入れております。さらに、チームに参加していただける若手・中堅医師も随時募集しております（経食道心エコーを含む）。

 

*お問い合わせ: 矢崎義直（医局長） E-mail: y.yoshi2008@hotmail.com