心カテ ハンズオントレーニングを開催しました。
2020.08.28
当教室心血管カテーテルグループ主催で毎夏実施している若手医師を対象とした「心カテハンズオントレーニング」が8月某日に開催されました。
当日は疑似冠動脈モデルや下肢動脈モデルを用いて実際のカテーテルやガイドワイヤー、バルーン、ステントを用いて冠動脈造影、カテーテル治療を行いました。
初めは実際のデバイス操作に悪戦苦闘していた参加した若手医師(初期・後期研修医)たちも、上級医の指導のもと、徐々に慣れていったようです。最終的には参加医師全員が治療を成功させていました。
心血管カテーテル検査・治療は侵襲的な手技ですので、実施には熟練を要します。また教科書や口頭指導のみでは伝わりきらないコツなども多くありますので、このようなモデルを用いた実技は若手医師の手技上達に非常に有用と考えています。
当教室では若手医師を対象とした同様のハンズオントレーニングを定期的に開催しております。今回は現下の状況でしたので、院外からの参加をご遠慮いただきましたが、次回はこれまでと同様に院外からも参加者を募りたいと思いますので、循環器内科学に興味をもたれている初期研修医のみなさまは奮ってご参加ください(開催予定は随時本HP内で告知予定)。
*なお、今回のイベントにあたっては感染防護策を十分に講じたうえで実施しました。
記載:心血管カテーテルグループ 村田直隆